授業の概要（ねらい）

　前期では総論として、映像史から現代日本のアニメ誕生までを概観しました。後期では、現代日本のアニメがなぜ海外で受け入れられたのか、発展したのか、その魅力について考えます。海外の研究者の視点も参考にしながら、個々の作品から、アニメーション（映像ドラマ）を分析していきます。

授業の到達目標

　本講義では、現代日本の個々のアニメーションについての基礎知識を海外の視点も踏まえ考えます。作品の内容について（作家の伝記や時代背景よりも）、作品を自律的なものとして捉え、その構造・意味・象徴性などを考えます。到達目標は次の通り。
　①映像ドラマを分析する方法を理解し、自分自身の視点で説明することができる。
　②アニメーション映画の主題を読み解き、説明することができる。

成績評価の方法および基準

①中間試験50％　②期末試験50％
※出席率３分の２以上を単位取得の条件（公欠を除く）とし、出席率授業態度を成績に加味します。

教科書・参考文献

準備学修の内容

　授業外の現代日本のアニメ（作品内容や産業として問題等）についての質問も受けつけます。アニメーション全般の知識を深めましょう。

その他履修上の注意事項

　配布資料を読み込み、疑問点を抜き出しておくこと。
　本講義は『アニメーション文化論Ⅱ』と同一内容です。

授業内容