担当者 | 玉置 知巳教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [経済学科] | |
科目ナンバリング | MOF-309 |
国境を越えて移動するお金を取り扱う国際金融に関する知識は、ヒト、モノ、カネ、情報が自由に国境を超え、経済活動のグローバル化が進む中で、ますます大切なものとなっています。国際金融論I、IIで、国際金融の基礎を学んでいきましょう。
国際金融論IIでは、「国際通貨体制の変遷」、「国際金融危機」について学ぶとともに、国際金融にかかわる最近のトピックスを取り上げて議論していきます。
〇国際通貨体制の変遷についての基礎事項を習得すること、〇アジア通貨危機、世界金融危機、欧州債務危機のそれぞれの特徴を説明できるようになること、を主要な到達目標とし、さらに、日々の報道で目にする国際金融に関する出来事の意味が解るようになることを目指します。
詳細は、履修状況を見て決めますが、授業への出席及び授業内で実施する理解度チェック(50%)と期末試験の結果(50%)を総合的に勘案して評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『国際金融の世界』 | 佐久間浩司著 | 日本経済新聞出版社 |
参考文献 | 『外国為替の知識』 | 国際通貨研究所 | 日本経済新聞出版社 |
参考文献 | 『外国為替・国際金融入門』第2版 | 川本明人著 | 中央経済社 |
前回の授業の理解度チェッククイズを復習することで、次の授業に備えてください。
日ごろから、国際金融に関する報道などに関心をもって接するように心がけましょう。授業の中でも、経済紙誌等で見つけた国際金融に関する興味深い記事を紹介していきます。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション:授業内容の概要と授業の進め方について |
第2回 | テーマ3「国際通貨体制の変遷」:金本位制とその崩壊 |
第3回 | テーマ3「国際通貨体制の変遷」:ブレトン・ウッズ体制とその崩壊 |
第4回 | テーマ3「国際通貨体制の変遷」:変動相場制と欧州通貨統合 |
第5回 | テーマ3「国際通貨体制の変遷」:基軸通貨と通貨の国際化 |
第6回 | ケーススタディ1:(例示)中央銀行デジタル通貨 |
第7回 | ケーススタディ2:(例示)中国人民元の国際化 |
第8回 | テーマ4「国際金融危機」:累積債務問題と国際金融危機 |
第9回 | テーマ4「国際金融危機」:アジア通貨危機の発生 |
第10回 | テーマ4「国際金融危機」:アジア通貨危機の教訓 |
第11回 | テーマ4「国際金融危機」:サブプライム問題と世界金融危機 |
第12回 | テーマ4:「国際金融危機」:欧州債務危機 |
第13回 | テーマ4:「国際金融危機」:安定的な国際金融システムへの展望 |
第14回 | ケーススタディ3:(例示)国際金融センターを目指す東京の立ち位置 |
第15回 | 総復習と理解度チェッククイズ |