担当者 | 宮田 智之教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | SSE-102 |
本授業では、アメリカの外交安全保障政策について学びます。
長年、アメリカは世界の様々な問題の解決に向けて積極的に関与することで、国際社会に多大な影響力を及ぼしてきました。しかし、近年アメリカのリーダーシップの低下が観察でき、前トランプ政権ではそうした傾向が顕著に見られました。新型コロナ危機への対応は最たる例であり、新たな感染症を封じ込めるとともに、ワクチンの世界的な供給体制を構築するために、トランプ政権が国際社会を先導することはほとんどありませんでした。2021年1月に発足したバイデン政権は、失われたアメリカのリーダーシップの回復を掲げていますが、実は同政権にも自国優先的な態度は少なからず見られます。
本授業では、トランプ、バイデン両政権のアメリカの外交安全保障政策に焦点を当てることで、アメリカと国際社会の現状について学習したいと思います。
①「危機管理」というテーマを通じて政治や社会の動きについて関心をもつことができるようになります。
②国際情勢をはじめ時事問題への理解が深まります。
期末試験と平常点に基づき評価します。それぞれの割合は、期末試験:80%、平常点(リアクションペーパー):20%です。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 |
LMS掲載の資料を活用して予習と復習をしっかり行って下さい。
①質問は大歓迎です。疑問点、わからない点などがあれば授業後に聞いてください。
②授業の進行の妨げとなりますので、授業中の私語や途中退席等は謹んで下さい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | ポピュリズムの台頭 |
第3回 | トランプ外交の特徴①:アメリカ・ファースト |
第4回 | トランプ外交の特徴②:力による平和 |
第5回 | トランプ外交の特徴③:保護主義 |
第6回 | 米朝関係 |
第7回 | 対中関与の否定 |
第8回 | ロシアゲート及びウクライナゲート |
第9回 | パンデミックの発生 |
第10回 | バイデン外交の特徴①:同盟修復と強化 |
第11回 | バイデン外交の特徴②:「ミドルクラス」のための外交 |
第12回 | バイデン外交の特徴③:「民主主義」対「権威主義」 |
第13回 | 対中強硬姿勢の継続 |
第14回 | 第二次ウクライナ危機 |
第15回 | まとめ |