日本経済史Ⅱ
担当者宮田  純教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [経済学科]
科目ナンバリングECH-202

授業の概要(ねらい)

通史としての日本経済の歴史についての知識受容を通じて、大学生として、社会人として、あるいは今後の生活体系に不可欠な素養の蓄積をはかる。この修練は確実に経済活動を行うこととなる受講生にとって、きわめて有益な場となる。
授業の聴講だけでなく、予習・復習を併せもっての学習が必要であるが、授業時に提示する重要キーワードについての事前学習、および、授業後の加筆も含めた知識の再整理(復習)を継続することにより、知的基盤の確立化がはかられる。
なお、本講義では、開国期から戦前までを扱う。

授業の到達目標

国際社会の中の日本、ならびに技術開発の進展といった観点から、経済活動の変質を把握し、通史としての日本経済史を把握することができる。
日本経済史を構成する専門用語に対して確実な理解を寄せ、それを適切に使用しながら表現することができる。
日本経済の過去の展開を把握したうえで、それを参考としながら現実を分析し、さらに具体的な未来を構想することができる。

成績評価の方法および基準

試験100%(注:持込等は一切不可)
5回以上欠席した場合は受験できません。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書授業中に指示する
参考文献

準備学修の内容

【予習】授業時に提示した重要キーワード(専門用語)についての事前調査学習
【復習】講義録に私見としての論述を施した再整理

その他履修上の注意事項

◆私語厳禁
◆オフィスアワーについて
オフィスアワーを活用する場合は、必ず、事前に jmiyata@main.teikyo-u.ac.jp に連絡をください。時間を調整して有益な時間をと考えています。
◆LMSの利用について
・該当授業の資料を、前日までにLMSで配信しますので、各自プリントアウトして参加すること。
・LMSを利用したオンデマンドの回があります。
・以上より、LMSを通じた通知を受けられるように設定しておくこと。

授業内容

授業内容
第1回はじめに―ガイダンス―
第2回日本経済史Ⅱの分析視角―史的経緯のとらえかた―
第3回開国期と日本経済
第4回岩倉使節団の経済史的意義
第5回明治新政府の経済政策
第6回明治新政府における思想的基盤―大久保利通を中心として―
第7回日清戦争・日露戦争と日本経済
第8回第一次世界大戦と日本経済
第9回関東大震災と日本経済
第10回恐慌の時代と日本経済
第11回戦時体制と日本経済
第12回日本経済史(近代)の理解に寄せて(1)―人物・資料へのまなざし―
第13回日本経済史(近代)の理解に寄せて(2)―施設・機関へのまなざし―
第14回まとめ
第15回授業内定期試験とまとめ