スポーツ方法実習(ラグビー)
担当者相馬 朋和教員紹介
単位・開講先選択  1単位 [スポーツ医療学科]
科目ナンバリングESS-209

授業の概要(ねらい)

ラグビー指導者の入口として必要なJRFUの安全対策に関する知識及び指導者としての基本を習得します。本講義を修了したものはJRFU(財団法人日本ラグビーフットボール協会)が認定する「スタートコーチ」の資格を得ることができます(資格取得希望者人数により判断とする)。

授業の到達目標

1.安全に留意しラグビーを指導できる。
2.アスリートを中心とした指導法を習得する。
3.ラグビーにおけるプレーの原則を理解する。

成績評価の方法および基準

1.レポート(3回)
2.計画書作成
3.実技内容
4.その他
5.資格認定の授業となりますので、講義・実技を含め出席重視となります。ご注意下さい。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書特になし
参考文献「ラグビー」 基本と上達ドリル監修・編集 岩出雅之 福田敏克 加藤慶 関口愛子 岡本奈緒子実業之日本社

準備学修の内容

アスリートファーストの考え方を理解してください。
コーチと選手の役割について考えてください。

その他履修上の注意事項

資格認定講習会になりますので、欠席は資格認定できなくなりますのでご注意ください。
資格取得を希望する場合、受講料が別途2,000円かかります。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス(授業の進め方、約束事項の確認)
第2回1.ラグビーコーチングについて
JRFUの指導者養成の活動理念について
長期育成計画
ステークホルダーコード
ラグビーの理解 (ラグビー憲章/攻防の原則の理解)
第3回1.ラグビーコーチングについて
ワーク(グループディスカッション及び、プレゼンテーション)など
第4回1.ラグビーコーチングについて
コーチングの基本
コーチングアプローチ
コーチングスタイル
コーチングプロセス
第5回1.ラグビーコーチングについて
ワーク(グループディスカッション及び、プレゼンテーション)など
第6回1.ラグビーコーチングについて
キーファクターを用いた指導
第7回1.ラグビーコーチングについて
ファンクショナルロールを用いた指導
第8回1.ラグビーコーチングについて
ワーク(グループディスカッション及び、プレゼンテーション)など
第9回1.ラグビーコーチングについて
練習計画の策定①個人
第10回1.ラグビーコーチングについて
練習計画の策定②グループ
第11回2.JRFUの安全対策とインテグリティについて
安全対策への取り組みと重症傷害状況
脳振盪・頚髄損傷の受傷予防・対処方法
安全管理プロセスとEAP
インテグリティへの取り組み
安全対策とインテグリティへのお願い
第12回2.JRFUの安全対策とインテグリティについて
ワーク(グループディスカッション及び、プレゼンテーション)など
第13回3.ストレングス&コンディショニングについて
S&C概論
長期選手育成
S&Cプログラムの計画で考慮すべき点
S&Cプログラム実施に関する一般的アドバイス
第14回3.ストレングス&コンディショニングについて
ワーク(グループディスカッション及び、プレゼンテーション)など
第15回まとめ