都市経済学Ⅰ
担当者其田 茂樹
単位・開講先選択  2単位 [経済学科]
科目ナンバリングECP-311

授業の概要(ねらい)

都市経済学は、その基礎をミクロ経済学に置くものですが、理論やモデルについては最小限にとどめつつ都市経済学Ⅱと連続して日本の都市に関する制度や都市の現状と課題を理解することをねらいとします。

授業の到達目標

学生は、日本の都市と都市の経済に関する関心を深めます。
学生は、都市経済の課題を理解し、それについての自分の見解を形成する基礎を身につけます。

成績評価の方法および基準

(1)授業期間にLMS上に提示する課題:30%
(2)授業における受講態度・姿勢等:20%
(3)試験(新型コロナウイルス感染症の感染状況等によりLMSによる期末課題に変更する可能性があります):50%
詳しくは第1回授業で説明します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書使用しない
参考文献都市経済学高橋孝明有斐閣
参考文献都市・地域経済学への招待状佐藤泰裕有斐閣
参考文献現代の都市経済学小淵洋一中央経済社

準備学修の内容

次の2点を心がけてください。
・新聞などの報道等によりもたらされる財政に関する情報に関心を持つ。
・参考文献に限らず各回の授業に関係する文献に目を通す。

その他履修上の注意事項

都市経済学Ⅱと併せて受講されることを希望します。
受講マナーの悪い学生には、学期の途中でも以降の受講をお断りする、または、受講しても成績評価の対象から外すことがあります。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
第2回経済学と都市経済学
第3回市場の失敗と政府の失敗
第4回消費者行動の理論
第5回都市とは
第6回日本の都市と地域
第7回地域の産業構造
第8回都市における産業の立地
第9回都市集積の理論
第10回都市内の土地利用の理論
第11回都市の土地政策
第12回都市の住宅問題
第13回都市の住宅政策
第14回春季の総復習とディスカッション
第15回まとめと評価