地方財政論Ⅰ
担当者其田 茂樹
単位・開講先選択  2単位 [経済学科]
科目ナンバリングPFP-303

授業の概要(ねらい)

本講義では、地方財政論Ⅱと合わせて地域社会において重要な役割を担う地方財政の機能について理解したうえで、日本における現状の制度理解に主眼をおいて学んでいきます。なお、説明の必要上、地方財政のみならず中央政府の財政についても言及することがあります。

授業の到達目標

学生は、地方財政に関する関心を深めます。
学生は、国と地方の関係等について自身の見解を形成するための基礎を身につけます。

成績評価の方法および基準

(1)授業期間にLMS上に提示する課題:30%
(2)授業における受講態度・姿勢等:20%
(3)試験(新型コロナウイルス感染症の感染状況等によりLMSによる期末課題に変更する可能性があります):50%
詳しくは第1回授業で説明します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書使用しない
参考文献地方財政を学ぶ沼尾波子・池上岳彦・木村佳弘・高端正幸有斐閣
参考文献日本の地方財政 第2版神野直彦・小西砂千夫有斐閣
参考文献ようこそ地方財政長谷川淳二第一法規

準備学修の内容

次の2点を心がけてください。
・新聞などの報道等によりもたらされる財政に関する情報に関心を持つ。
・参考文献に限らず各回の授業に関係する文献に目を通す。

その他履修上の注意事項

地方財政論Ⅱと併せて受講されることを希望します。
受講マナーの悪い学生には、学期の途中でも以降の受講をお断りする、または、受講しても成績評価の対象から外すことがあります。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
第2回経済学と地方財政論
第3回地方とは
第4回国と地方の事務配分と財源配分
第5回予算と予算原則
第6回地方自治体の予算
第7回国や地方自治体の経費
第8回地方自治体の経費構造
第9回租税と租税原則
第10回地方税原則
第11回主要な税の概要
第12回国庫補助支出金制度
第13回補助金制度の課題
第14回春季の総復習とディスカッション
第15回まとめと評価