| 担当者 | 岩崎 達也 | |
|---|---|---|
| 単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
| 科目ナンバリング | ARL-102 | |
日本の美術に親しむための授業です。秋期は、江戸時代から幕末、明治時代を中心に、毎回厳選した作品を紹介します。限られた作品を深く、多角的に読み解くことで、作品そのものの魅力はもちろんのこと、作品がつくられた時代の技術や文化の特徴、歴史的背景も学べる内容を目指します。また折にふれ、美術館や博物館で開催されている展覧会を紹介し、受講生が積極的に実作品に触れる機会を増やしたいと思います。
受講生が基礎教養を身につけることを目標とします。具体的には、授業で取り上げる内容の中から好きな作品や作者、興味を抱く時代を見つけ、それについて解説できること。
出席率＋授業内課題（４０％）と学期末レポート（６０％）をもとに評価します。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 教科書は特にありません。もし、授業理解を深めたい場合には、下記の参考文献がおすすめです。 | ||
| 参考文献 | 『カラー版 日本美術史』 | 辻惟雄 | 美術出版社 |
できる範囲で構わないので、ジャンルは問わず、美術館、博物館に行き、美術作品を鑑賞すること。
オンライン授業にすることがあります。
| 回 | 授業内容 |
|---|---|
| 第1回 | ガイダンス 授業の内容と進め方の説明 |
| 第2回 | 江戸時代 江戸狩野と京狩野の絵画 |
| 第3回 | 江戸時代 琳派の美①「風神雷神図」の秘密 俵屋宗達と尾形光琳 |
| 第4回 | 江戸時代 琳派の美② 酒井抱一と鈴木其一 |
| 第5回 | 江戸時代 浮世絵 鈴木春信と歌麿、写楽 |
| 第6回 | 江戸時代 浮世絵の風景画 北斎と広重 |
| 第7回 | 幕末の浮世絵 国芳、月岡芳年 |
| 第8回 | 江戸時代 伊藤若冲と奇想の系譜 |
| 第9回 | 江戸時代 京都の絵画 円山応挙の写生画 |
| 第10回 | 江戸時代 京都の絵画 文人画の世界 |
| 第11回 | 明治時代 日本画 フェノロサと岡倉天心と日本画の近代化 |
| 第12回 | 明治時代 洋画 日本近代洋画の始まり |
| 第13回 | 明治時代 彫刻・工芸・建築 |
| 第14回 | 明治時代 官設展覧会の設立 |
| 第15回 | まとめ、レポート提出 |
