担当者 | 永瀬 祐美子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [初等教育学科 こども教育コース] | |
科目ナンバリング | EDU-219 |
本授業は、「家庭訪問保育」について理解を進め、必要な知識や技術を体系的に学ぶことを目的とします。また、子ども子育て支援新制度に対応する「居宅訪問型保育基礎研修」の内容についても学びます。グループワークやレポートの発表等を通して、家庭訪問保育における意義や課題等について理解を深めていきます。
また、本講義を履修し、保育士の資格を取得して卒業する者で「認定ベビーシッター※」の資格取得希望する者には「認定ベビーシッター資格」が付与されます。
(※公益社団法人全国保育サービス協会が資格を付与する資格です。「認定ベビーシッター資格取得指定校」として協会が指定した保育士を養成する学校において、保育士資格取得のための指定科目のほかに「在宅保育」に関する科目を履修し単位を取得し、卒業(卒業見込みを含む)すると「認定ベビーシッター」資格が付与されます。)
・「家庭訪問保育」の特徴を知り、そこで必要とされる知識と技術を身につけ実践できる。
・新しい制度の「居宅訪問型保育」について理解し、基本的事項を説明できる。
・「家庭訪問保育」に対して興味、関心を持ち、今後の保育課題を設定できる。
授業への参加度、課題提出、発表等(50%)、最終試験(50%)で総合的に評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 保育所保育指針 | 厚生労働省 | フレーベル館 |
教科書 | この他、適宜授業内で資料を配布します。 | ||
参考文献 | 家庭訪問保育の理論と実際 | 公益社団法人全国保育サービス協会 | 中央法規 |
・授業内で指定された参考文献、プリントなどを読み、授業に臨むこと。
・乳幼児期の発達や環境に関する現代的課題について日常的に関心を持ち、自分なりの意見を発言できるようにしておくこと。
・レポート提出や発表を取り入れるため、受講生の積極的な参加が望まれます。
・受講生のニーズや実態に即して履修内容を若干変更することがあります。
・認定ベビーシッター資格は、「保育士資格取得のための指定科目」のほかに「在宅保育」に関する科目を履修し単位を取得し、卒業(卒業見込みを含む)することが申請条件となります。保育士資格を取得しない場合には、本資格も取得できませんので注意してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | 居宅訪問保育の概要 |
第3回 | 乳幼児の生活と遊び |
第4回 | 乳幼児の発達 |
第5回 | 居宅訪問型保育の保育内容 居宅訪問型保育における環境整備 |
第6回 | 居宅訪問型保育の運営 居宅訪問型保育の職業倫理と配慮事項 |
第7回 | 居宅訪問型保育における保護者への対応 |
第8回 | 子ども虐待 |
第9回 | 乳幼児の食事と栄養 |
第10回 | 小児保健Ⅰ・Ⅱ 乳幼児の健康観察のポイント 子どもに多い症状とその対応 |
第11回 | 事故予防とその対応 保育技術~睡眠、排泄、清潔 |
第12回 | 産後ケア、病児・病後児保育 |
第13回 | 特別に配慮を要する子どもへの対応 |
第14回 | 一般型家庭訪問保育の業務の流れ・さまざまな家庭訪問保育(LMSによるオンライン授業) |
第15回 | まとめとテスト |