比較文化論BⅠ
担当者コルネーエヴァ スヴェトラーナ教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [日本文化学科]
科目ナンバリングJLT-207

授業の概要(ねらい)

 国際社会で活躍する場が広がっている現代において、自国の文化を知り、外国の文化を理解し尊重することが求められている。本講義では、日本の武士とヨーロッパの騎士にまつわる文化、とりわけ名誉観の比較を通して、文化の普遍性と個別性について考える。
 授業形態は講義を中心としているが、受講生が関心をもつテーマについては授業中、短時間のグループワークまたはペアワークを行う予定である。なお、講義内容は必要に応じて変更することがある。

授業の到達目標

 ・本講義で取り上げた事項ついての知識を修得し他者に説明できること
 ・文化の多様性について理解を深め、視野の拡大に繋げること

成績評価の方法および基準

 平常点(授業への積極的な参加、コメントシートなど)40%、レポート60%を合わせた評価
 *出席率は3分の2以上を単位の条件とする(公欠を除く)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書特定の教科書を使用せず、教員がプリントを用意し配布する。
 
参考文献

準備学修の内容

・本講義で取り上げたテーマの内、関心のある事柄を選んで深く調べてレポートにまとめること
・必要に応じて、教員が事前に配布する資料を一読し、予習すること

その他履修上の注意事項

 継続的・積極的な受講を期待する。
 第5回~第15回の授業の内、1回分の授業をLMSにて行う予定である。どの回がLMS上になるかについては早めに周知するので、LMSの連絡事項などを定期的にチェックすること。

授業内容

授業内容
第1回講義の概要、進め方
第2回文化の比較(方法論の紹介)
第3回文化比較の参考例
第4回武器の発生と発達
第5回日本の武士の誕生と変遷;関連映像の鑑賞
第6回日本中世の武人文化(戦闘の特徴)
第7回関連映像の鑑賞
第8回日本中世の武士の手柄と功名
第9回東西の名誉観
第10回ヨーロッパの騎士の誕生
第11回騎士の武装にみる服飾的な要素
第12回関連映像の鑑賞
第13回名と恥(中国との比較)
第14回恥と罪(西洋との比較)
第15回総まとめ *LMSでのオンライン授業;掲載時期については授業内で告知する