担当者 | 二村 英夫教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [経済学研究科 経営学専攻] | |
科目ナンバリング |
当講義では、金融の基本的な機能、家計、企業の金融行動、金融機関・金融市場、金融政策の諸手段など基礎的な項目を説明していきます。
現在の金融問題、国際金融問題を理解するために金融の基礎を習得することを修得目標とします。経済学ばかりでなく経営や観光分野を目指している学生にもわかりやすく金融の基本を説明いたします。また、金融の基礎理論から種々の経済指標の動きを見て金融経済の現状を評価し、将来について条件を変えながらもある程度予測できるような能力を身につけることを到達目標とします。
授業中に出す課題(30%)と期末レポート(50%)、その他(20%)として出席状況、授業への積極的な取り組み姿勢などを総合的に考慮して評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『入門金融(第5版)』 | 黒田晁生 著 | 東洋経済新報社 |
参考文献 | 『金融』 | 岩田規久男 著 | 東洋経済新報社 |
毎回配布される授業資料をもとに講義内容と合わせて復習することを薦めます。授業資料は、授業当日の午前9時には、LMSに掲載されますので事前に目を通して予習しておいてもよいです。
金融論特講Ⅰと金融論特講Ⅱは継続して履修することが望ましい。
授業形態は講義中心としますが、必要なところではビデオ教材を使う予定です。ただし、社会情勢によっては、オンライン授業に切り替えることも考えられます。その場合、授業資料、音声データなどで対応いたします。LMSの金融論特講Ⅰを常時チェックしてください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 金融の基本的な機能 |
第3回 | 家計の貯蓄とポートフォリオ選択 |
第4回 | 企業の投資と資金調達 |
第5回 | 金融機関と金融市場(金融の仲介機能) |
第6回 | 貨幣について |
第7回 | 貨幣供給のメカニズム |
第8回 | 中央銀行の金融政策 |
第9回 | 貨幣数量説から金融経済の捉え方 |
第10回 | 近現代の金融経済の捉え方(J.M.ケインズ) |
第11回 | マクロ経済と金融の関係について |
第12回 | 財市場と金融市場との均衡分析 |
第13回 | 金融政策、財政政策の効果、波及プロセス |
第14回 | デフレ不況下の金融政策の効果 |
第15回 | まとめ 最新の金融経済の問題と見通しについてのオンライン授業を予定しています。 |