担当者 | 福島 知己教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | ESS-106 |
世界史を暗記科目だと思っていませんか。実際の歴史とは、人間たちによってかたちづくられたものであり、そして歴史を書くという行為そのものも、人間によっておこなわれたものです。百人いれば百通りの考え方があるなかで、ひとつ(ないし複数)の「歴史」というものが記述されていく過程そのものに注目するのが、ほんらいの意味での歴史学の醍醐味と言えるでしょう。概説Ⅱでは、17、18世紀の近代的国家の成立から現在のEUまでのヨーロッパの歴史を対象に、歴史学とはどういう営みなのかを考えていきます。歴史の大きなうねりに目を向けつつ、その中に生じている無数の小さなざわめきに耳を傾けることが目標になります。
・西洋史の大きな流れを理解する。
・現代のヨーロッパを歴史的観点から説明できるようになる。
・西洋史の主要概念について説明できるようになる。
・西洋史の特定のテーマについて興味をもち、みずから調べる姿勢を身につける。
原則として、平常点20%、授業内試験40%、期末試験40%とするが、受講状況を見て決定する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 |
各回の授業内容に対応する西洋史上の出来事について、あらかじめ年表や箇条書きでまとめること。これは毎回の授業前に提出してもらう。
参考文献は授業中に指示する。
進捗状況、履修者数に応じて、授業内容や順番を一部変更する場合がある。基本的には講述によって進行するが、受講状況によっては、発表やグループワークの機会も採り入れたい。積極的な参加を期待する。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | 18世紀(1)啓蒙思想 |
第3回 | 18世紀(2)アメリカ合衆国の独立 |
第4回 | 18世紀(3)フランス革命 |
第5回 | 19世紀(1)ウィーン体制の成立 |
第6回 | 西洋史の諸問題(1)(オンライン授業) |
第7回 | 19世紀(2)1848年とその前後 |
第8回 | 19世紀(3)19世紀後半のヨーロッパ |
第9回 | 西洋史の諸問題(2) |
第10回 | 20世紀(1)第1次世界大戦とロシア革命 |
第11回 | 20世紀(2)戦間期の社会 |
第12回 | 20世紀(3)第2次世界大戦 |
第13回 | 20世紀(4)EUの成立と展開 |
第14回 | 20世紀(5)1968年とその前後 |
第15回 | 総括と期末試験 |