授業の概要（ねらい）

本講義の前半では、サービスに関する基本的な概念とその特性を把握する。
サービスとはどのように定義され、サービスの固有な特性を把握する。またサービス産業はどのように分類されているか、経営構造、組織、戦略などマネジメントはどのようになされているかを解説する。本講義の後半では、地域ブランド、サービス・マーケティング、イノベーションの3点に絞って解説を行う。その中でホスピタリティ産業も取り上げて、サービスとの差異やホスピタリティの特性についても説明する。
なお、第9回目に前半の総括として中間テストを実施する予定である。

授業の到達目標

本講義では、サービス・マネジメントの基礎的な枠組みを体系的に理解し、サービス産業について受講生自らが考え、理解し、解決策を見出す思考力を養成することが到達目標である。

①サービス産業に関わる基礎知識を理解し、その下で社会現象を説明することができる。
　サービス産業に関わる基礎知識とは以下を指す。
　１）サービス固有の概念を理解する。
　２）サービス産業の特性を理解する。
　３）サービス産業とホスピタリティ産業の差異を把握する。
　４）サービス・マネジメントのプロセスを理解する。

②修得した基礎知識等を活用し、観光に関するさまざまな課題を発見し、解決する思考力を持つことができる。
　情報社会に関連した課題とは以下を指す。
　１）サービスの特性から生じる課題
　２）サービス産業特有な課題
　３）観光産業のサービス側面から生じる課題
　４）生産性の効率性からもたらされる課題
　５）イノベーションからもたらされる課題

成績評価の方法および基準

　中間テスト（20％）
　リアクションペーパー・受講態度（20％）
　期末テスト（60％）

教科書・参考文献

準備学修の内容

前回の講義内容を配布されたレジュメに基づき復習しておくこと。
また参考書などで事前に講義内容を把握しておくこと。
新聞やSNSなどでサービス産業に関する記事や情報に目を通しておくこと。

その他履修上の注意事項

講義では、事前にレジュメを配布する。
LMS上にアップするので、事前にプリントアウトして持参すること。

授業内容