卒業演習(考古学1)-Ⅱ
担当者阿部 朝衛教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [史学科]
科目ナンバリングSEM-436

授業の概要(ねらい)

 前期では、論文の読み方、資料の使い方を学んだので、後期では旧石器時代・縄文時代の中から課題を見つけて検討する。これによって研究の現状と問題点を深く理解する。卒業論文を希望する学生は、この過程でそのテーマを検討してほしい。
 受講者のグループ分け(個人でも可)を行い、各グループで課題を設定し、それに関する発表を行う。発表後は、討議を行い、課題に対しての理解を深める。課題は旧石器時代・縄文時代に関するものであるが、自然環境復元、方法論に関するものも含める。また具体的資料の検討、実験結果の発表でもよい。これ以外の課題を追究したい学生は事前に申し出ること。

授業の到達目標

1.テーマ設定、資料収集、論の構成の基礎的方法を修得する。
2.発表・討論の仕方を修得する。 
3.そして、この過程で、4年次の卒業論文の課題を見つける。

成績評価の方法および基準

到達目標を前提とし、発表・討論の内容(50%)、レポート(50%、小レポートも含む)によって評価する。出席は当然のことである。
発表者に対する意見・質問等を全員毎回小レポートにまとめ提出する。翌週、小レポートは発表者に渡し、発表内容の検討を促す。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書 雑誌論文の概要は初回の授業で説明する。資料を配布するため、特にテキストはない。
参考文献教科書 雑誌論文の概要は初回の授業で説明する。資料を配布するため、特にテキストはない。

準備学修の内容

 扱う論文などは帝京大学図書館で入手可能なものなので、図書館の利用方法を学ぶためにも大いに図書館の各コーナーを活用すること。また、考古学実習室にも学術雑誌の一部があり、また基礎文献資料である発掘調査報告書などが保管されているので、それも活用する。

その他履修上の注意事項

 実習室内の遺物や資料の扱いには気をつけること。また、それらの教室外への持ち出しは厳禁とする。
初回の授業でグループ分けを行うので、必ず出席すること。

授業内容

授業内容
第1回導入、グループ編成、課題検討
第2回阿部による模擬発表、質疑応答、課題検討(1)
第3回阿部による模擬発表、質疑応答、課題検討(2)
第4回課題発表の要点
(オンライン授業)
第5回1・2班発表、質疑応答
第6回3・4班発表、質疑応答
第7回5・6班発表、質疑応答
第8回7・8班発表、質疑応答
第9回9・10班発表、質疑応答
第10回1・2班発表、質疑応答
第11回3・4班発表、質疑応答
第12回5・6班発表、質疑応答
第13回7・8班発表、質疑応答
第14回9・10班発表、質疑応答
第15回全体質疑応答、 総括