担当者 | 澁谷 由里教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [法律学科 2018年度以降] | |
科目ナンバリング | ESS-104 |
「中国史のスタンダードを学ぶ」(近現代史)
世界史のなかでも大きな比重を占める中国史を、高校世界史教科書に沿って学びなおします。入試対策の暗記から脱し、各時代の特徴や中国社会の本質が理解できるように、また日本とのかかわりや、世界に占める中国の重要性が理解できるように教えたいと思っています。中国史が苦手な人、入試で世界史を受験しなかった人も安心して受講してください。また中国史の基本がわかっている人でも、通史の学びなおしには得られるものがあるでしょう。
1、中国の通史に対して、基礎的な理解が持てるようになる。
2、中国史の各時代の特徴、社会の本質が理解できるようになる。
3、日本とのかかわり、世界における中国のステイタスについて理解できるようになる。
・LMSに出題する、全5回(各回は20点満点)の配信課題への解答(100%)
・3回以上提出を忘れると、合格点(60点)に届かない。また2回の提出忘れであっても、残る3回が全て満点でなければ合格点に届かない(ただし履修修正により第4回から履修者名簿に加わった学生については、全4回<各回を25点満点に換算>の課題解答で評価する)。なお提出期限とは、送信完了までの時間を指すので、解答が終了していても送信が遅れた答案は減点する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『詳説 世界史 世界史B』 | 木村靖二・岸本美緒・小松久男 | 山川出版社 |
教科書 | ※上記を所持していない履修者は、 『新 もういちど読む山川世界史』 | 「世界の歴史」編集委員会 | 山川出版社 |
参考文献 | 『<軍>の中国史』 | 澁谷由里 | 講談社現代新書 |
参考文献 | 『世界史用語集』 | 全国歴史教育研究協議会 | 山川出版社 |
「各回の授業内容」に示された、テキストの該当部分をあらかじめ読んでおくこと。
ノートを取り終えたら放置せず、次回までに内容を整理しておくこと。
書写が間に合わなかった漢字は、自分で調べてノートしておくこと。
※後期からの履修者へ 前期の学習内容は、テキストで自習しておいてください。中華文明の誕生からおおむね明代末期(17C初頭)までの部分を読んでおけば、後期の授業は理解できると思います。
※前期からの継続履修者へ 前期の学習内容は頭に入っているものとして、後期は続きを話します。忘れてしまった人や自信のない人は、「後期からの履修者へ」に書いたのと同様の部分を復習しておいてください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 後期新規履修者向けガイダンス、および前期内容のふりかえり(対面授業) ※特に前期最終回の内容を復習します。 |
第2回 | 清朝の全盛(対面授業) 『詳』pp.187-189、『新』pp.81-84 |
第3回 | 清代の社会と文化(対面授業)※授業終了後、LMSから第1回~3回についての課題を出題します。 『詳』pp.191-192、『新』pp.84-86 |
第4回 | 衰退の兆しとアヘン戦争(対面授業) 『詳』pp.295-296、『新』pp.204-206 |
第5回 | アロー戦争と北京条約、ロシアのリベンジ(対面授業) 『詳』p.297、『新』pp.206-207,pp.195-6 |
第6回 | 太平天国の乱(対面授業)※授業終了後、LMSから第4回~6回についての課題を出題します。 『詳』pp.297-299、『新』207-208 |
第7回 | 朝貢秩序の崩壊(対面授業) 『詳』pp.300-301、『新』pp.209-212 |
第8回 | 戊戌の変法と政変、義和団事件(対面授業) 『詳』pp.321-323、『新』pp.224-227 |
第9回 | 日露戦争と辛亥革命(対面授業)※授業終了後、LMSから第7回~9回についての課題を出題します。 『詳』pp.323-326、『新』pp.230-232,pp.227-228 |
第10回 | 中華民国前半期の政治・文化と第一次世界大戦(対面授業) 『詳』p.326,pp346-347、『新』p.229,239 |
第11回 | 五四運動と第一次国共合作(対面授業) 『詳』pp.347-349、『新』p.249 |
第12回 | 第二次国共合作と日中戦争(対面授業)※授業終了後、LMSから第10回~12回についての課題を出題します。 『詳』p.350,pp.358-360,『新』pp.260-261 |
第13回 | 中華人民共和国の成立と戦後世界における中国(対面授業) 『詳』p376,p.379,p.384、『新』pp.274-6 |
第14回 | 現代中国の激動(対面授業) 『詳』pp.390-2,pp.404-5、『新』p.278,pp.286-7,pp.291-3 |
第15回 | 改革開放への道(2023年1月7日、LMS配信)※第12回~15回についての課題も出題します。 |