法律学演習Ⅳ
担当者川人 貞史教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [法律学科 2017年度以前]
科目ナンバリングSEM-402

授業の概要(ねらい)

 参加学生の自発的な勉学・研究をもとに,参加者全員で政治学および日本の政治に関する議論を通して,知識と思考方法を学びます.
 授業では,政治学および日本の政治に関する基礎的文献を購読します.
 新聞やニュースで知る情報とは異なる,政治学研究者による分析とはどのようなものかを,検討します.
 それによって,政治学的な分析方法,思考方法について理解を深めます.
 ゼミの内容は,基本的にテキスト文献を各回の担当者が要約報告し,他の参加者は疑問点や批判点を,あらかじめ提出して,全員でディスカッションを行います.
 期末にレポートを作成します.レポートはおおむね4000字程度の長さとします.

授業の到達目標

 ①日本政治について,基礎的な知識を習得する.
 ②課題として与えられた文献を要約し,論点を明確にし,評価することができるようになる.
 ③自ら,問題を発見して,調べたり,考察したりして,レポートを作成することができるようになる.

成績評価の方法および基準

 授業における出席および貢献(40%),報告(15%),論点提示・討論への参加あるいはミニレポート(後述)提出などの平常点(15%)と期末までに作成提出するレポート(30%)により評価します.オンライン授業の期日までの課題提出は,単位取得のために必須です.

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書日本の国会議員浜本真輔中公新書
教科書未定
授業までに指示する
参考文献

準備学修の内容

 ①事前に各回の課題文献を読みます(全員).
 ②担当者はA4で1ページの要約のコピーを参加者に配布し,口頭報告します(出席と報告).
 ③参加者は2点にしぼった疑問点,論点をA4用紙にまとめたコピーを参加者に配布します(出席と議論への参加).
 ④病気その他のやむを得ない事情で欠席した場合には,その回の購読部分についてのミニレポート(A4で1ページ)を次の回に提出します(欠席の場合).
 ⑤報告,疑問点・コメントなど提出すべきものを提出しない場合は出席しても欠席と見なし,3回を超える場合には単位修得できません.(出席するだけのフリーライド禁止)

その他履修上の注意事項

 ①欠席しないこと.特に無断欠席しないことが履修および単位取得の条件です.欠席は成績評価に影響します.3回を超える欠席は,理由の如何を問わず単位修得が不可能になります.
 ②演習は,参加者がどれだけ自発的に文献に取り組み,論点を提示し,議論するかということにかかっています.
 ③日本政治に関心を持ち,積極的に,疑問をもち,答えを探求する姿勢が授業内容を充実させるために重要です.
 ④演習Ⅰも履修すること.

授業内容

授業内容
第1回 イントロダクション
第2回 担当者による課題文献の要約報告と全員でディスカッション
第3回 担当者による課題文献の要約報告と全員でディスカッション
第4回 担当者による課題文献の要約報告と全員でディスカッション
第5回 オンライン授業(ゼミレポートのテーマの提出:問い,主張,論証と序論,本論,結論の構成,参考文献など)
第6回 担当者による課題文献の要約報告と全員でディスカッション
第7回 担当者による課題文献の要約報告と全員でディスカッション
第8回 担当者による課題文献の要約報告と全員でディスカッション
第9回 ゼミレポートのテーマと進捗度合いのチェック
第10回 担当者による課題文献の要約報告と全員でディスカッション
第11回 担当者による課題文献の要約報告と全員でディスカッション
第12回 担当者による課題文献の要約報告と全員でディスカッション
第13回 ゼミレポートの口頭報告
第14回 ゼミレポートの口頭報告
第15回 まとめ