情報処理Ⅱ
担当者安部 健太教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [自己啓発支援科目(短大)]
科目ナンバリングINF-102

授業の概要(ねらい)

この授業のねらいは、表計算ツール Microsoft Excel を用いた実習をとおして、データ分析の操作を修得することにあります。この授業以外でも Microsoft Excel を活用することができるように、目的に応じたデータ分析の方法を修得することが期待されます。

Microsoft Excel の操作方法をイチから学ぶ授業ではありません。基本的なPC操作ができることが履修の条件となりますので、情報リテラシーを履修していることが望ましいです。

授業の到達目標

授業で示すポイントをすべて満たすように、Microsoft Excel を用いて目的に応じたデータの分析を行い、結果を客観的に解釈することができる。

成績評価の方法および基準

定期試験は行いません、授業への取り組みを総合的に評価します。
・レポート 10%
・平常点(準備学習、自己評価、相互評価) 90%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献必要に応じて授業中に紹介します。

準備学修の内容

・授業時間外の準備学習も予定しています(1~2時間)。
・修得には繰り返しが重要です、復習にも積極的に取り組んでください(1~2時間)。

その他履修上の注意事項

【授業方法】
・(対面授業の場合)学内のコンピュータ教室を利用した実習を行います。各自のコンピュータを利用しても構いません。主に使用するツールは Microsoft Excel です、必要な環境は事前に準備してください。
・(オンライン授業の場合)各自のコンピュータを利用したオンデマンド型の実習を行います。
・授業形態にかかわらず授業時間外の準備学習も予定しています。取り組んだ課題について、学生みなさん同士で確認し、お互いに学習を進めます。

【履修者の決定について】
・この授業はPC教室での授業を予定しています。備付PCには限りがあるため、履修制限をする場合があります、ご了承ください。
・受講希望者は第1回目の授業に必ず出席し、課題に取り組んでください。内容を精査した上で履修者を決定する予定です。結果はLMS上に発表します。

【その他】
・「情報処理Ⅱ」は複数の科目が開講されています、シラバスをよく読んで履修科目を選択してください。
・授業内容は、学生みなさんの習熟度に応じて変更する場合があります。
・学生みなさんとの連絡方法は LMS を利用します。授業形態にかかわらず、授業前に LMS でお知らせを配信予定です。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
 具体的な授業の進め方と計画、評価方法などについて確認します。
第2回データの準備
 データの準備について確認します。
第3回データの整理
 データの整理について概観します。
第4回質的変数の要約
 質的変数の要約について確認します。
第5回量的変数の要約①
 代表値や度数分布、ヒストグラムについて確認します。
第6回量的変数の要約②
 散らばりの尺度について確認します。
第7回代表値の活用
 平均と標準偏差の活用について確認します。
第8回量的データの比較①
 比較の手法について確認します。
第9回量的データの比較②
 比較の手法について確認します。
第10回関係性の分析①
 散布図と相関について確認します。
第11回関係性の分析②
 回帰分析について確認します。
第12回関係性の分析③
 回帰分析の活用について確認します。
第13回時系列データの扱い
 時系列データの分析について確認します。
第14回分析手法の選択①
 目的に応じた分析手法の選択について確認します。
第15回分析手法の選択②【オンライン授業を予定】
 目的に応じた分析手法の選択について確認します。