演習Ⅱ
担当者前川  正教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングSEM-302

授業の概要(ねらい)

日本企業は近年「グローバル人材」の育成に追われておりメディアもこの育成問題を頻繁に取りあげるようになってきています。従来からも日本企業は国際人材、海外で活躍できる人的資源の育成・開発に力を入れてきましたが「グローバル人材」と言われる、今回の動きには大きな関心が集まっています。企業のグローバル化の進展により、新たな市場の開拓や事業創造を目的に外国企業や外国人材とビジネスをおこなったり生産や開発、販売の為に海外に拠点を作って現地の人々と仕事をすることは珍しい事ではありません。加えて人手不足解消の為に国内で外国人材を雇用することも現在は当たり前のこととなってきています。企業の業種や規模を問わず、外国人との「協働」はビジネスパーソンにとって避けられない状況となっています。まさに「グローバル人材の育成」は現在のキーワードの一つとなっています。演習ではグローバル人材について理解を深めることができる授業運営にしていきますが特に演習Ⅱでは「日本企業はなぜグローバル化の推進が必要なのか」「日本企業のグローバル人材育成とその課題」に焦点を当てて進めていくことになります。グループワーク、プレゼンテーションを多く取り入れ主体的な学びができるような運営としていきます。

授業の到達目標

①日本企業のグローバル化推進の背景を理解することができます。
②日本企業のグローバル人材育成について学ぶことができます。
③グローバル企業の人材育成の考え方を学ぶことができます。
④プレゼンテーションの基本的なスキルを修得しプレゼンテーション能力を改善することができます。

成績評価の方法および基準

課題レポートの提出とその完成度および課題を踏まえたプレゼンテーションの出来栄え等を総合的に評価します。テーマ:「日本企業のグローバル化推進の背景と課題およびグローバル人材の育成」
演習で行う「グローバル人材に関する資料熟読」及び「グローバル企業特別講義」を通し、グループワークやプレゼンテーション及びディスカッションを繰り返し行うことでゼミ員の「自分で考える力」「自己主張する力」「周囲を納得させる力」を向上させます。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『グローバル人材を育てます』全国ビジネス系大学教育会議[編著]学文社
参考文献『異文化理解の全テクニック』 齋藤隆次[著]KADOKAWA

準備学修の内容

事前事後学修に必要な時間は大学設置基準に則して算出すると15回の授業回数に対して60時間となります。その事前事後学修の主要な課題として次の点を指示します。

①講義で使用した資料は講義の翌日にはLMSに登録するので、復習を兼ねて資料を熟読して下さい。
②講義は収録教室で行います。当日の講義内容(含むプレゼンテーション等)は翌日にはLMSに登録されるのでご自身のプレゼンテーションを視聴して下さい。
③グローバル人材に関する資料を提供するので資料を熟読してください。その上でレポートにまとめる課題があります。
④後期課題レポートおよび課題に則したプレゼンテーションの実施に向けて事前の準備を夫々が進めて下さい。
⑤グローバル企業特別講義に関する感想レポートの作成があります。
⑥講義内容に関連する文献・資料は授業の中で紹介しますので自主学習を進めて下さい。

その他履修上の注意事項

①欠席及び公欠の扱いについては原則大学の規定にフォローして下さい。
②他のゼミ生の迷惑にならないように最低限の授業におけるマナーは厳守して下さい。
③演習参加に対してとくに対応が必要な場合(病気・ケガ・障害)は遠慮なく申し出て下さい。
④演習をよりよくしていく上での建設的な意見・感想・コメントも遠慮なく連絡下さい。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション-演習Ⅰの総括及び演習Ⅱの進め方
第2回社会人の基本のキ(9) 教科書講読 9章 グループ3&4
個人プレゼンテーション(1)-1
第3回ゼミ特別講義(1)
個人プレゼンテーション(1)-2
第4回グループワーク・プレゼンテーション(1)
個人プレゼンテーション(1)-3
第5回グループワーク・プレゼンテーション(2)
個人プレゼンテーション(2)-1
第6回グループワーク・プレゼンテーション(3)
個人プレゼンテーション(2)-2
第7回グループワーク・プレゼンテーション(4)
個人プレゼンテーション(2)-3
第8回グループワーク・プレゼンテーション(5)
個人プレゼンテーション(3)-1
第9回ゼミ特別講義(2)
個人プレゼンテーション(3)-2
第10回ゼミ特別講義(3)
個人プレゼンテーション(3)-3
第11回特別講義(グローバル企業)
第12回課題プレゼンテーションの実施(1) 特別講義感想レポート提出
第13回課題プレゼンテーションの実施(2) 課題レポート提出 
第14回卒ゼミ式
第15回オンライン授業:LMSにコンテンツを掲載するオンデマンド形式で実施