担当者 | 飯塚 陽介教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [経済学科] | |
科目ナンバリング | MAN-214 |
本講義の目的は、受講生が将来、企業において戦略策定を行う上で求められる基礎知識を広範に学ぶことにあります。 春学期は競争戦略に関連する諸理論・概念を主に学ぶことになります。
講義形式の授業となります。講義は板書にて実施しますが、受講生は単に受け身で板書を書き取るのみならず、講義内容に関連した授業内課題の提出を通じて主体的に学ぶこととなります。受講生は、論述とディスカッションを通じて経営戦略に関する基本的な考え方を駆使して物事を考えることができるようになるでしょう。また、授業内容の復習を目的としてLMS上にて毎回確認小テストを実施しています。
到達目標(1)経営戦略に関わる基礎的な用語を把握している。
到達目標(2)経営戦略に関する用語を駆使して、論理的な思索をすることができる。
到達目標(3)経営戦略に関する自分の意見を他人に表明することができる。
評価基準(1)毎回の確認小テスト(LMSにて実施)(到達目標(1)と関連します。)(20%)
※翌週までにLMSにて添削・返却。
評価基準(2)対面式講義での論述課題への誠実な答案の提出(到達目標(2)及び(3)と関連します。)(20%)
※翌週までにLMSに解説を掲載。学期終了後1週間程度までの間にLMSに添削・返却。
評価基準(3)期末テスト(到達目標(1)と関連します。)(60%)
※翌週までにLMSにて点数を掲載。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『マネジメント・テキスト経営戦略入門』 | 網倉久永・新宅純二郎 | 日本経済新聞社 |
参考文献 |
(1)学期を通じて、LMS上の確認小テストに回答する必要がある。
(2)講義中に課す論述課題は主にテキストの内容から出題します。(1)とも関連しますが、テキストを事前に検討しておくことが望まれます。
(3)テキストの各章の【参考文献】には良書がリストされています。それらをMELICで探索して学習することで各章についての理解はさらに深まるでしょう。
・経営学総論Ⅰ・Ⅱの知識を前提とします。経営学総論Ⅰ・Ⅱの単位をまずは取得してください。
・経営戦略論Ⅰの内容を前提とします。秋学期からの履修はお勧めしません。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 講義(テキスト227~237:競争ポジション)、論述課題とディスカッション。 |
第2回 | 講義(テキスト237~249:市場地位別の戦略)、論述課題とディスカッション。 |
第3回 | 講義(テキスト256~269:製品ライフサイクル(1)製品ライフサイクルの段階別特徴)、論述課題とディスカッション。 |
第4回 | 講義(テキスト269~291:製品ライフサイクル(2)イノベーションの普及論との接合)、論述課題とディスカッション。 |
第5回 | 講義(テキスト294~314:事業の定義と企業ドメイン)、論述課題とディスカッション。 |
第6回 | 講義(テキスト316~322:多角化(1)多角化の動機)、論述課題とディスカッション。 |
第7回 | 講義(テキスト323~354:多角化(2)多角化と経営成果)、論述課題とディスカッション。 |
第8回 | 講義(テキスト355~376:製品ポートフォリオ・マネジメントの概要)、論述課題とディスカッション。 |
第9回 | 講義(テキスト377~388:製品ポートフォリオ・マネジメントと戦略指針)、論述課題とディスカッション。 |
第10回 | 講義(テキスト389~397:垂直統合(1)市場取引のメリット・デメリット)、論述課題とディスカッション。 |
第11回 | 講義(テキスト397~407:垂直統合(2)垂直統合のメリット・デメリットと中間組織)、論述課題とディスカッション。 |
第12回 | 講義(テキスト415~419:能力構築と企業活動領域の設定)、論述課題とディスカッション。 |
第13回 | 講義(テキスト420~429:企業活動領域と長期の競争優位)、論述課題とディスカッション。 |
第14回 | 講義(テキスト431~436:プロセスとしての戦略)、論述課題とディスカッション。 ※オンラインを予定。 |
第15回 | 期末テスト及び講義(期末テストの解説)。 |