担当者 | 吉村 久夫教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | SEM-301 |
近年のグローバルな旅行拡大の流れは、ここ2年の新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた。 旅行者の安心・安全への意識は、今まで以上に高まり、すでにコロナ禍前から顕在化していた旅行ビジネスのIT化、オンライン化の流れは、今後さらに加速していくことが予想される。 またテーマ別観光と呼ばれる新たな旅の形もいくつも生まれてきており、旅行者はいくつもの選択肢から自分に合った旅を選んでいく動きもみられる。
一方で人々の旅行への潜在需要は確実に存在し、コロナ禍収束後は、今まで以上に大きく、かつ多様化したニーズにツーリズム産業は応えていく必要性に迫られている。
この演習では、「ツーリズム産業の今後のあり方」を主題に置き、今後のツーリズム産業に予測される変化、顕在化する流れ、成長する分野あるいは継続して市場に受け入れられている価値などの「市場と産業の動き」からテーマを選び、調査、研究、検討を行ったうえで、そこから導き出される予測、提案などを発表し、議論することで、社会の動きの理解力、課題の抽出力・分析力、論理構成力、プレゼンテーション力などを高めていくことを目指す。
この取り組みはツーリズム産業を研究の対象とする学生にとって、単なる社会の出来事の分析にとどまらず、自らが社会に出て取り組むテーマとして大きく役立ててもらいたい。
・社会・市場の動きの理解力、分析力の習得し、実践できる。
・論理構成力の習得し、実践できる。
・議論手法、プレゼンテーション手法の習得し、実践できる。
・ツーリズム産業の今後に重要なテーマの理解し、説明できる。
研究の成果(70%)、演習への参画姿勢(主体性、実践力)(30%)で評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | なし。 各自研究テーマに沿った文献を探し、活用すること。 必要な資料・テータは適宜提供する。 | ||
参考文献 |
・メディアで報道されている旅行・観光に関するニュースに、つねに注目し、必ず確認すること。
・研究テーマに関する文献・書籍を年間5冊は読むこと。
・各自選択したテーマに積極的に取り組み、研究計画を確実に実行すること。
・他のメンバーとコミュニケーションを積極的にとり、情報の共有化を図ること。
テーマ研究を通じて、自身の分析力、論理力、プレゼンテーション力を向上させることを常に意識して取り組んでもらいたい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション、自己紹介、ツーリズム産業の現状把握、研究テーマ議論 |
第2回 | 分析、論理構成について、研究テーマの抽出 |
第3回 | 効果的なプレゼン、ロードマップの作製について(オンライン) テーマ研究:テーマの決定、ロードマップの作製 |
第4回 | テーマ研究:研究テーマ、ロードマップの発表 |
第5回 | 研究活動(1) |
第6回 | 研究活動(2) |
第7回 | 研究活動(3) |
第8回 | 研究活動(4) |
第9回 | テーマ研究進捗発表、討論 |
第10回 | 研究活動(5) |
第11回 | 研究活動(6) |
第12回 | 研究活動(7) |
第13回 | 研究活動の発表と討論(1) |
第14回 | 研究活動の発表と討論(2) |
第15回 | 研究成果のまとめと後期に向けた夏休み期間中の各自の研究行動計画発表 |