法律学(教職)
担当者五十嵐 卓司教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [心理学科 2018年度以降]
科目ナンバリングESS-201

授業の概要(ねらい)

 この授業は、教職課程履修者の「教科に関する専門科目」の1つである。授業では、中学校社会科の公民分野及び高等学校政治経済・現代社会のなかで、取り扱われている法に関わる事柄についての主体的な学習を通し、教科教育に必要な法律に関する知識の習得を目指す。

授業の到達目標

 中学校社会科の公民分野や高等学校政治・経済、現代社会の授業ををするために必要な見方・考え方を修得する。

成績評価の方法および基準

 授業への参加状況と授業内レポート(50%)等、授業内試験の成績(50%)を総合的に評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書中学校社会科教科書(公民的分野)
教科書高等学校公民科教科書(政治・経済)
教科書(※詳細は、授業時に説明する。)
参考文献

準備学修の内容

1)法律の働きとその重要性を理解すること
2)知識の習得はもちろん、社会科の授業を作るための思考力・判断力・表現力を修得すること。

その他履修上の注意事項

1)教職科目の専門科目なので欠席しないことはもちろんのこと、積極的な授業参加を求める。
2)第1回オリエンテーションは、必ず受講(LMSオンディマンド形式)すること。
3)第2回~第14回の中の1回は、LMSオンディマンド形式で実施予定。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
第2回法とは何か、人権の発展(民主主義の発展)の歴史
第3回日本と憲法の歩み(明治憲法と日本国憲法の3つの原理)
第4回日本国憲法の誕生とあゆみ
第5回様々な政治体制と民主主義
第6回日本国憲法と平和主義の移り変わり
第7回イラク復興支援特別措置法と自衛隊(LMSオンディマンド形式)
第8回イラク戦争とアメリカ兵の現実
第9回イラク復興支援特別措置法と憲法9条
第10回湾岸戦争後の安全保障環境の変化
第11回日本の平和主義と安全保障関連法 
第12回共謀罪・テロ等準備罪(改正組織的犯罪処罰法)と基本的人権
第13回共謀罪・テロ等準備罪(改正組織的犯罪処罰法)の成立とその賛否
第14回公民分野の授業を考える 社会科おける政治的中立・積極的政治教育について
第15回まとめ(授業内テスト)