授業の概要（ねらい）

英語文献は、世界経済や政治の動きを知るために非常に有用なツールである。本授業では、英語の新聞、雑誌記事などを教材にして、英語の読解力を身につけるだけでなく、国際政治経済の動きを理解しようというものである。政治経済英語Ⅰでは、政治、経済のみならず、社会、文化に関する最新のトピックを扱うが、比較的平易な段階から徐々にレベルを高めていくこととする。本授業を通じて、英語力の上達だけでなく、現在の世界経済・政治情勢を理解できるだろう

授業の到達目標

英語文献を通じて、世界の政治経済に関する幅広い知識を得るだけでなく、様々なトピックに対する自分なりの考え方を身に付けるきっかけを提供する。
その結果として、広い教養を身につけるとともに、理論とデータに基づき世界と日本の経済の歴史や現状を説明できるようになる。
なお、国内の一般紙から得られる情報はごく限られており、英字文献から情報を入手することに慣れ、世界に対する視野を広げてもらいたい。

成績評価の方法および基準

毎回実施する小テスト（合計60点）及び中間・期末テスト（合計40％）を基に、総合的に評価。

教科書・参考文献

準備学修の内容

本授業では、毎週、授業前に英文記事及び記事内容に関する問題を課題として与え、それを解答してもらう。授業では、記事内容及び課題の解説を行うとともに、記事内容に関連する事項を補足説明する。
なお、記事の背景に関する知識は読解力と密接な関係がある。普段から内外の国際ニュースを視聴するようにして欲しい

その他履修上の注意事項

本授業は英語の授業というよりも、英文記事を通じて政治経済に関する国際情勢を理解することが主目的である。したがって、一定程度の英語力（TOEIC450点、英検準２級以上）が求められる。
また、英語の習熟は継続することで向上していくものである。本授業は、そこへ向かうための第一歩と考えてもらいたい。

授業内容