担当者 | 員 要鋒教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [観光経営学科] | |
科目ナンバリング | MOF-202 |
本授業は、金融の基本理論と仕組みをわかりやすく解説する。 金融が現代の経済活動の血液と例えられ、いうまでもなく経済活動には非常に重要な役割を果たしている。金融が具体的にどのような仕組みでどのように動いているのかとの基本を今現在の株式市場・金利・為替市場などに関する新聞記事や身近な事例を用いながらやさしく解説して授業を行っていく。また、フィンテック(FinanceとTechnologyを融和させた造語Fintech)と総称される新しい金融の仕組みは、決済・融資・預金・送金・投資・仮想通貨等さまざまの金融分野へ急速に拡大していることを踏まえてこのことを授業内容に取り組む。必要に応じて関連するドキュメンタリーの放送を実施する。
また、質問や確認テスト等を通じて授業内容についての受講生の理解度等を把握する。復習テストや討論等を重ねて金
融教養を着実に身に着けることを目指す。
①金融学の基本理論の概要(通貨・金利・中央銀行等)を把握できること。 ②金融市場の仕組みについて、事例を以て理論的にわかりやすく説明できること。 ③フィンテックの概念及び応用について学習するとともに現在起きる金融の変化を理解できること。 ④金融(投資)リスクを理解の上で投資等による資産形成の正しい意識を養成できること。
講義中に行う確認テスト(60%)と定期試験(20%)及び授業への貢献度(20%、授業中の態度、質問や発言等を指す)
を以て総合的に評価する。 なお、授業の基本的なルール(私語の禁止等)を守らない場合は、評価対象外とする。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 教科書は使いません。 | ||
参考文献 | 『金融の仕組みと働き』 | 岡村秀夫・田中敦等 | 有斐閣ブックス |
参考文献 | 『金融論 (【ベーシック+】) 』 | 家森 信善 | 中央経済社 |
参考文献 | 『金融読本』[第30版] | 島村 高嘉・中島 真志 | 東洋経済新報社 |
参考文献 | その他の参考文献や参考資料は、授業の進展に合わせ、必要に応じてその都度指示する。 |
・金融に関する新聞記事や日常のお金に関わることについて関心を持つこと。
・また、授業の進捗に合わせて指示した記事や文献をよく読みこんで理解すること。
・金融論Ⅰと金融論Ⅱの内容が一体化になっており、金融論Ⅱだけの履修は、不可とする。
・授業中に行われる確認テストに必ず参加すること。
・授業中に基本的なルール(勝手な私語・立ち歩き等迷惑行為の禁止等。詳細は初回の講義にて)を厳正に求めるこ
と。それにより成績評価対象外になることもありうるのをご留意ください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション・授業の進め方等・前期の復習・フィンテックについて |
第2回 | フィンテックの基礎と基本概要 |
第3回 | フィンテックの主な分野及び注目点 |
第4回 | 金融取引の特徴と課題とフィンテックの発展 |
第5回 | 金融取引の特徴と課題とフィンテックの発展・課題と展望 |
第6回 | 金融取引と政府の役割(公的金融) |
第7回 | 金融取引と政府の役割(金融市場への政府関与) |
第8回 | 貨幣・物価・経済情勢の基本知識 |
第9回 | 金融政策の概要と基本理論 |
第10回 | (オンライン授業)日本銀行と日本の金融政策について |
第11回 | 量的緩和金融政策の基本理論と日本経済への効果について |
第12回 | 金融危機・プルーデンス政策等についての基本理論 |
第13回 | 為替レートと為替決定理論概要 |
第14回 | 国際金融制度の変遷と概要と展望 |
第15回 | 授業の振り返り・復習・総括・期末試験 |