データ解析Ⅰ
担当者井上 義和教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [経済学科]
科目ナンバリングSTS-301

授業の概要(ねらい)

・質問紙調査で得られた量的データを分析する際に最も基本となる、2つの変数の関連を調べる3つの方法(クロス集計・平均値の比較・相関分析)について学ぶ。
・統計ソフトSPSSの操作方法と出力結果の読み方、および記述の仕方を練習する。

授業の到達目標

・SPSSの基本的な操作方法を身につける。
・2つの変数の関連を調べる3つの方法を適切に使い分けられる。
・質問紙調査のデータを分析して、その結果をもとにレポートを作成できる。

成績評価の方法および基準

 ・平常点(20%)
 ・小課題(30%)…5回程度
 ・期末レポート(50%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書(資料を配布する)
参考文献

準備学修の内容

 ・授業で学んだ方法で実際に自分で分析する宿題(小課題)を5回程度課す。

その他履修上の注意事項

 ・ただ座って話を聴くだけの講義ではありません。自分で手を動かし、頭を使って課題に取り組むことが中心となります。データ解析の基本を身につけたい意欲的な学生を歓迎します。
 ・第2回以降の欠席が5回を超えた場合、期末レポートを受理しないので注意すること。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
第2回変数と仮説
第3回質問紙、データの配布・変換、単純集計
第4回クロス集計の方法、Χ2乗検定、「統計的に有意」
第5回クロス集計の出力結果の読み方、記述の仕方、値の再割り当て
第6回平均値の比較の方法、独立サンプルのt検定
第7回t検定の出力結果の読み方、記述の仕方、対応サンプルのt検定
第8回連続変数のカテゴリ化
第9回相関分析の方法
第10回相関分析の出力結果の読み方、記述の仕方
第11回分析結果の要約、まとめと補足
第12回最終課題について、課題用データ配布
第13回最終課題に取り組む
第14回最終課題に取り組む、提出
第15回最終課題の講評、再提出について(※オンライン形式でおこなうので、LMSから授業ファイルを事前に入手しておくこと)