演習Ⅱ
担当者二村 英夫教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングSEM-302

授業の概要(ねらい)

 演習Ⅰに引き続き、基礎的な経済のテキストブックを輪読しつつ、経済的な知識を蓄え、最新の経済問題を一緒に考えていきます。このほか教材として金融・国際金融の関連記事、時事問題に関するDVD教材などを用いて様々な問題を考えていきます。

授業の到達目標

 社会に出てから役立つ経済的な知識の習得をベースに、実践的かつ国際的な感覚も養うことを目標にします。また、授業内でのプレゼンテーション能力、意見交換しポイントをまとめる能力なども養います。また、当学期では、就職活動を念頭に置いた実践的な学修も行いたいと考えています。到達目標は、将来の専門性を磨き就職に十分足る能力を身につけることです。

成績評価の方法および基準

 出席状況とテキストブックの担当発表部分のレジュメ作成、口頭での発表をしてもらいます。これにゼミでの貢献度合も含めて総合的に評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『新・日本経済入門』三橋規宏、内田茂男、池田吉紀 著日本経済新聞社
教科書『ゼミナール国際経済入門』伊藤元重 著日本経済新聞社
参考文献『国際金融問題』二村 英夫渓水社

準備学修の内容

 テキストブックを予習しつつ、問題意識をもって演習に臨んでください。常に経済の最新のニュースに興味を持ってください。

その他履修上の注意事項

 無断欠席厳禁、相当の理由なく3回以上欠席すると受講を禁止することもあります。グループワークとして「日経ストックリーグ」「日銀グランプリ」に挑戦します。

授業内容

授業内容
第1回 オリエンテーション
第2回 国際経済と日本の貿易(概況)
第3回 国際経済と日本の貿易(歴史・理論)
第4回 時事問題(最近の超大国をめぐる貿易政策の問題)
第5回 変わる産業構造(概況)
第6回 変わる産業構造(歴史・理論)
第7回 時事問題(最近の産業構造や多国籍企業に関する問題)
第8回 国際化の中の日本(概況・歴史)
第9回 国際化の中の日本(アジアとの繋がり)
第10回 時事問題(最近の国際金融経済の問題点)
第11回 国際経済の変貌と日本経済
第12回 発展途上国の問題について(サブサハラ・アフリカ)
第13回 最近の金融経済問題(金融政策の転換点となるか?)
第14回 最近の金融経済問題(コロナウィルス感染下の金融経済政策)
第15回 まとめ
最新の金融経済の問題点や見通しに関するオンラインでの授業を予定しています。