法律学演習Ⅳ
担当者徳力 徹也教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [法律学科 2017年度以前]
科目ナンバリングSEM-402

授業の概要(ねらい)

 経済政策・産業政策に係る最近の具体的問題について、チームごとに検討した上で望ましい政策提言を作りたいと思います。最終報告を採りまとめて報告していただきます。なお、優良な報告が可能であれば外部第三者(行政実務家)に対する報告を行います。
 

授業の到達目標

 ①経済・産業上の問題について、「法律学・政治学に関する基本的な知識を応用し、現代社会における諸問題に対して将来の指針を見出していくことができる」ようになることを目標とします。
 ②具体的には、a)問題設定(問題意識を持つ)、b)調査(データ収集・文献調査)、c)問題解決手段の議論・検討、d)解決手段の選択(結論を得る)、e)分かりやすい資料作成、f)分かりやすい報告・発表、g)批判対応等を実際に経験し、これらの過程を着実にクリアできる能力の修得を目標とします。

成績評価の方法および基準

出席と議論への参加状況(発言回数・その内容・リーダーシップ等)に基づいて判断します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書なし
参考文献なし

準備学修の内容

 チームで検討します。チーム内で各自に割り振られたテーマについて、期日までに文献等で調査した上で、チーム内報告をしてください。図書館で関連資料・データを調べるなど、十分に・積極的に準備することが期待されています。
 なお、経済・産業・政治に関する新聞記事を読むように努めてください。

その他履修上の注意事項

 チームでの検討・報告が主となるため、各自の関与(出席・発言)が必須です(正当な理由がない欠席について厳しくマイナス評価します。)。

授業内容

授業内容
第1回各チームで今後の検討方針の確認
夏季宿題の提出
第2回問題設定:
 夏休み中に調べたことを基礎として、検討すべき問題を特定・限定する(問題が特定・限定されないと、その後の調査・検討が困難になります。)。
 その上で、期日までにデータ・資料収集を分担する。
第3回問題設定:解決を要する問題であることを基礎付ける(各自が収集したデータ(問題事例の件数の増加等)、問題の解決を求める新聞社説等の基礎資料を持ち寄って、問題の基礎付けを検討する。)
第4回文献調査の実施(MELICのデータベースを使って、関連する政府報告書・新聞記事・雑誌記事等の所在を把握・収集)
議論(収集したデータ・資料を基礎として問題解決の方向性を検討しよう。)
第5回同上
第6回同上
第7回中間整理
問題解決手段の議論・検討・選択(議論をしてチーム内で問題解決手段を一つに決定しよう。)
第8回補足調査等
第9回資料作成(データ・グラフ・図等を利用して分かりやす資料を作成する)
第10回同上
第11回チーム発表と発表内容に対する討議①
第12回チーム発表と発表内容に対する討議②
第13回チーム発表と発表内容に対する討議③
第14回外部・第三者に対する成果発表
第15回まとめ・振り返り・講師コメント