担当者 | 山本 晃一 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [初等教育学科 初等教育コース] | |
科目ナンバリング | ESS-112 |
毛筆による表現の楽しさに触れながら、楷書で漢字を「正しく整えて読みやすく、そして
美しく」書くための知識について学びます。「書写」における毛筆の学習は、毛筆によって
文字の本来の書き方を学び、文字を書くことの理解を深めることにあります。ですので、こ
の授業は、毛筆で文字をうまく書くことではなく、この授業の学びを通して、日ごろ使う硬
筆(ペン)で漢字を「正しく整えて読みやすく、そして美しく」書くためのスキル習得を目
指します。
1楷書で漢字を「正しく整えて読みやすく、そして美しく」書くための知識やスキルを習
得する。
2教職課程履修者は「書写」や「書道」の授業担当者としての基礎的・基本的な資質を身
に付ける。
授業各回への取り組み方(50%)、授業を通しての文字の変容度・提出物の内容(50%)、を
みて総合的に評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 授業で資料を配布します。 | ||
参考文献 | 『明解 書写教育』 | 全国大学書写書道教育学会編 | (萱原書房) |
参考文献 | 書写の教科書 |
各授業での学修内容を硬筆で復習することで、手書きのスキルは確実に向上します。日ごろ
のメモやノートへの記述時に、この授業での学びを意識するなど、硬筆(ペン)への応用を
目指しましょう。
実技の道具(書写のセット、鉛筆など)が必要です。詳しは第 1 回の授業で説明します。
実技だけで評価が決まるわけではありませんので履修に際して書道経験の有無は関係あり
ません。文字書くことに苦手意識のある人ほど学修の効果を実感することができます。、経
験者も未経験者も、毛筆による表現の楽しさに触れながら学びましょう。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | 基礎知識(フォームなど)と基本点画の学習I |
第3回 | 筆順と基本点画の学習II |
第4回 | 美しい漢字(楷書)の姿I 単独文字と複合文字 |
第5回 | 美しい漢字(楷書)の姿II 点画の⻑短、方向、接し方 |
第6回 | 美しい漢字(楷書)の姿III 点画の交わり方、文字の中心 |
第7回 | 美しい漢字(楷書)の姿IV 左右からなる文字 |
第8回 | 美しい漢字(楷書)の姿V 上下からなる文字 |
第9回 | 美しい漢字(楷書)の姿VI 内外からなる文字 |
第10回 | 美しい漢字(楷書)の姿VII 許容される書き方 |
第11回 | 美しいレイアウトI 文字の大小 |
第12回 | 美しいレイアウトII 配置・配列 |
第13回 | 日常で使える書写の学び |
第14回 | 書き初め |
第15回 | まとめ 課題提出 |