スポーツ現場実習Ⅲ
担当者佐野村 学教員紹介, 山本 明秀教員紹介
単位・開講先選択  1単位 [スポーツ医療学科]
科目ナンバリングSPS-408

授業の概要(ねらい)

 アスレティックトレーナーの活動であるスポーツコンディショニングやアスレティックリハビリテーション、トレーニング指導などを実際のスポーツ現場で行えるよう実習を行う。
特にこの授業では、実習現場で、チームスタッフ・トレーナー間、選手とのコミュニケーションが適切に取れているか、実習中リーダーシップを発揮し、学生トレーナーとしての役割を担えているか、ATの役割を理解し、それに準じた知識や技術をみにつけているかを中心に評価し、各論では主にスポーツコンディショニング、検査・測定と評価の実習を行う。
※2年次のスポーツ現場実習Ⅰを修得していることを単位認定の条件とする。

授業の到達目標

・担当教員に対して、報告、連絡、相談が適切にできる(自分の意見も踏まえたうえで)
・解剖学の知識を習得し、現場で生かせる
・現場において、適切にリーダーシップが発揮できる
・トレーナー活動をするにあたり、適切な準備が行えている
・適切に検査・測定を行うことができる
・適切に評価を行うことができる
・アスレティックトレーナーの役割を十分に理解し、それを全うできるよう準備ができる
・スポーツ外傷の知識を取得し、予防につなげることができる

成績評価の方法および基準

実習への参加意欲・活動(40%) レポート(40%) 報告会発表(20%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト①アスレティックトレーナーの役割』日本スポーツ協会
教科書『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト②運動器の解剖と機能』日本スポーツ協会
教科書『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト③スポーツ外傷・障害の基礎知識』日本スポーツ協会
教科書『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト④健康管理とスポーツ医学』日本スポーツ協会
教科書『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑤検査・測定と評価』日本スポーツ協会
教科書『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑥予防とコンディショニング』日本スポーツ協会
教科書『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑦アスレティックリハビリテーション』日本スポーツ協会
教科書『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑧救急処置』日本スポーツ協会
教科書『日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑨スポーツと栄養』日本スポーツ協会
参考文献

準備学修の内容

 教科書・参考書を用いてトレーナーに必要な知識や技術、資質などについて事前学習しておくこと。スポーツ現場に入る前に、現場実習のルールやマナー、心構えなどについて再確認しておくこと。

その他履修上の注意事項

 スポーツ現場に入る前に参考書を用いてトレーナーに必要な知識や技術、資質などについて学習し、実習に意欲的に取り組むこと。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンスほか
第2回筋力トレーニングについて
第3回スタビリティトレーニングについて アジリティトレーニングについて
第4回サーキットトレーニングについて
第5回傷害予防のコンディショニングについて ストレッチング・テーピング
第6回疲労回復を目的としたコンディショニングについて
第7回ウォーミングアップ・クーリングダウン並びにフィットネスチェックについて
第8回現場での検査・測定と評価の実際 姿勢・アライメントの観察、計測
第9回関節弛緩性検査 関節可動域検査
第10回徒手筋力検査 機器を用いた筋力および筋持久力検査
第11回全身持久力の検査 敏捷性および協調性の検査・測定 身体組成計測
第12回体力測定
第13回歩行動作・走動作、ストップ・方向転換動作
第14回跳動作・投動作、あたり動作 競技特性にあった検査・測定と評価
第15回発表と総評