担当者 | 水守 理智教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [観光経営学科] | |
科目ナンバリング | ACC-203 |
財務諸表を初めて学ぶ人のための入門コースです。
財務諸表=決算書から企業の経営状態を読み解くための基礎知識を習得します。また、その知識を基に実例と関連づけて財務諸表を身近なものとして利用できるようになることを目指します。
財務諸表論Ⅰでは、財務諸表の基本構造と作成原則を学び、貸借対照表の資産の部について、資産の内容と損益との関係を学びます。
財務諸表は複式簿記により作成されるため簿記の知識やスキルが前提になります。初回から数回は簿記の説明を行いますが、簿記論を履修済で日商簿記検定3級を合格する程度のスキルを持っている人の受講を推奨します。
①財務諸表の基本的な構造と会計原則を理解します。
②貸借対照表の資産の部について、資産の内容と損益との関係を理解します。
授業中またはLMSに掲示した小テストや課題の提出状況と評点などを含む日頃の学習態度30%、定期試験の成績70%です。
単位の取得には3分の2(オンライン授業を含め10回)以上の出席が必要です。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『財務会計入門』第6版 | 田中健二 | (中央経済社) |
参考文献 | スッキリわかる日商簿記3級 | 滝澤ななみ | (TAC出版) |
参考文献 | 財務会計・入門(第13版) | 桜井 久勝・須田一幸 | (有斐閣アルマ) |
原則としては、毎回、授業の理解度を試すミニテストまたは課題を配布(またはLMSにアップロード)しますので、各自で解答を作成し自分の理解度を確認し復習してください。ミニテストや課題の提出状況や評点は普段の学修状況の評価に使用します。
やむを得ず欠席した場合の対応としてレジメ等はLMSにアップしますので、自主学習に使ってください。
簿記の仕訳から決算書作成に至るまでの一連の手続きを理解していることを前提に、何をどの時点でどういう金額で記帳されるべきかを考えるのが財務諸表論です。
従って、理解のためには少なくとも商業簿記(日商簿記検定3級程度)を理解していることが必要となります。
レジメの掲載、課題の配布や提出にはLMSを使用しますので、LMSが使用できる環境が必要です。
回 | 授業内容 |
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第1回 | <オリエンテーション> ・授業目的、授業方法、成績評価等の説明 |
第2回 | <会計の役割と会計制度> ・財務会計の意義と目的、会計制度、会計基準 |
第3回 | <会計公準・会計基準、会計原則> ・会計公準、会計基準の意義 ・企業会計原則 |
第4回 | <財務諸表の仕組み> ・財務諸表の種類、貸借対照表、損益計算書 ・株主資本等変動計算書、キャッシュ・フロー計算書 |
第5回 | <企業会計原則> ・一般原則 ・貸借対照表原則、損益計算書原則 |
第6回 | <棚卸資産 1 > ・意義と範囲、取得原価、評価方法 |
第7回 | <棚卸資産 2 > ・棚卸資産の期末評価 |
第8回 | <有形固定資産 1 > ・意義、種類、取得原価、減価償却 |
第9回 | <有形固定資産 2 > 減価償却方法、修繕費と改良費 |
第10回 | <有形固定資産 3 >(オンライン授業) ・リース会計概要 ・減損会計の概要 |
第11回 | <無形固定資産 1 > ・無形固定資産の意義、種類、償却 |
第12回 | <無形固定資産 2 > ・研究開発費とソフトウェア制作費 |
第13回 | <繰延資産> ・繰延資産の意義、償却方法 |
第14回 | <総まとめ> ・総復習と期末試験の実施要領などの説明 |
第15回 | <総まとめと期末試験> |