授業の概要（ねらい）

国境を越えて移動するお金を取り扱う国際金融に関する知識は、ヒト、モノ、カネ、情報が自由に国境を超え、経済活動のグローバル化が進む中で、ますます大切なものとなっています。国際金融論I、IIで、国際金融の基礎を学んでいきましょう。
国際金融論IIでは、「国際通貨体制の変遷」、「国際金融危機」について学ぶとともに、国際金融にかかわる最近のトピックスを取り上げて議論していきます。

授業の到達目標

〇国際通貨体制の変遷についての基礎事項を習得すること、〇アジア通貨危機、世界金融危機、欧州債務危機のそれぞれの特徴を説明できるようになること、を主要な到達目標とし、さらに、日々の報道で目にする国際金融に関する出来事の意味が解るようになることを目指します。

成績評価の方法および基準

詳細は、履修状況を見て決めますが、授業への出席及び授業内で実施する理解度チェック（５０％）と期末試験の結果（５０％）を総合的に勘案して評価します。

教科書・参考文献

準備学修の内容

前回の授業の理解度チェッククイズを復習することで、次の授業に備えてください。

その他履修上の注意事項

日ごろから、国際金融に関する報道などに関心をもって接するように心がけましょう。授業の中でも、経済紙誌等で見つけた国際金融に関する興味深い記事を紹介していきます。

授業内容