担当者 | 清水 雅大教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 必修 2単位 [観光経営学科] | |
科目ナンバリング | SEM-302 |
この授業では、ライフデザイン演習および基礎演習における学びをさらに発展させ、現代社会における様々な問題について学術的な観点から理解を深める。演習Ⅰ(前期)では、人文科学・社会科学にかかわる多様な問題を取り上げ、所定のテーマを題材に文章読解力と論理的思考力を伸ばしつつ、生産的な議論の方法を習得する。演習Ⅱ(後期)では、受講者が自分の問題関心に基づいて任意に課題を設定し、研究調査、発表、参加者全体での検討を経て、文章化(小論文の作成)を行う。こうした作業を通じて、主体的な学びの方法を実践的に身につけることを目指す。
・自らの学術的な問題関心を明確化し、これについて主体的に取り組むことができる。
・基本的な学術研究の技法(課題設定、文献調査・読解、論点整理、議論の構成、口頭発表、文章作成)を実践的に身につける。
・討論における発言、リアクションペーパー等、授業への参加度30%
・期末課題(6000字程度の小論文)への取り組み70%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | なし | ||
参考文献 | 最新版 大学生のためのレポート・論文術 | 小笠原 喜康 | 講談社現代新書、2018年 |
・この授業を通じて自分が取り組みたい課題・テーマについて複数の候補を考えておくこと。
・同担当教員の演習Ⅰを履修していること。
・授業中の迷惑行為(私語、飲食、携帯電話、遅刻・途中退室など)は厳禁です(守られない場合には受講を認めない)。
・積極的・主体的な授業参加を求めます。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | 〈オリエンテーション〉 演習Ⅱで学ぶこと(概要、目的、方法)、テキスト、成績評価、受講上の注意について |
第2回 | 現代社会における諸問題:自分の問題関心を整理する |
第3回 | 課題の設定:学術的な議論とは何か |
第4回 | 研究調査の方法①:調査方法、メディア・リテラシーについて |
第5回 | 研究調査の方法②:関連文献を調査・整理する |
第6回 | 研究調査の方法③:問題について事実関係を整理する |
第7回 | 研究調査の方法④:事実をめぐる議論を整理する |
第8回 | 発表準備①:研究倫理について |
第9回 | 発表準備②:レジュメの作り方 |
第10回 | 研究結果の発表(前半グループ)と全体討論 |
第11回 | 研究結果の発表(後半グループ)と全体討論 |
第12回 | 文章作成の方法:内容構成、文体、引用のルール、註のつけ方 |
第13回 | 小論文の発表(前半グループ)と検討 |
第14回 | 小論文の発表(後半グループ)と検討 |
第15回 | 【オンライン】まとめと期末課題 |