担当者 | 石川 義孝教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | SEM-301 |
少子高齢化や人口減少によって地方の疲弊が進む一方、東京への一極集中も進行しています。人口は現代日本を読み解くキーワードになっており、全国・地域の人口動向への関心がこれまでにないほど高まっています。人口の動向や、その背景や影響について理解・考察を深めるとともに、独自の分析を行うことには大きな意味があります。
この授業では、地域人口論の観点から、人口の動向やその背景・影響等について、各種の文献(論文)を読みすすめることを通じて、受講生の理解を深めることに、重点をおきます。授業は、受講生各自が選んだ論文の紹介・論評を行うプレゼンテーションと、それを踏まえた討論という形式で進めます。
受講生の主体的な学びを促すために、授業中に、全国各地の人口関連の諸現象について、紹介を行います。
①全国・地域の人口動向とその背景について理解・考察する力を修得する。
②自分の関心に合った文献・資料・統計などを検索するとともに、それらを適切に分析できる能力を修得する。
③説明資料の作成能力や、パワーポイントによるプレゼンテーションのスキルを高める。
プレゼンテーションの内容が30%、討論への参加状況が30%、リアクションペーパーなどの提出状況が40%、という割合で評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『老いる東京』 | 佐々木信夫 | (角川新書) |
参考文献 | 『地図でみる日本の外国人 改訂版』 | 石川義孝編 | (ナカニシヤ出版) |
参考文献 | 『首都圏の高齢化』 | 井上孝編 | (原書房) |
参考文献 | 『地方消滅』 | 増田寛也編 | (中公新書) |
自分に割り当てられた発表については、十分な準備をして臨んでください。
授業に欠席しないことは当然ですが、特に自分が発表者になっている場合には、無断欠席・遅刻は厳禁です。報告は各自が作成したパワーポイントのファイルに基づいて行っていただきますので、その作成法については、授業で簡単な説明を行います。
この演習の授業の受講生は、私が担当する「現代経済の課題AI」の授業(火曜日2限目)も受講していただくのが望ましいです。ただし、この授業を受講していなくても、この演習の授業は受講できます。
回 | 授業内容 |
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第1回 | <講義>授業の進め方 |
第2回 | <講義>文献の検索方法の解説と文献リストの提示 |
第3回 | <講義>国および地方自治体の統計データの所在 |
第4回 | <講義>Excelの利用法 |
第5回 | <講義>Powerpointファイルの作成・利用 |
第6回 | <受講生発表>選択した論文の紹介・論評と討論 |
第7回 | <受講生発表>選択した論文の紹介・論評と討論 |
第8回 | <受講生発表>選択した論文の紹介・論評と討論 |
第9回 | <受講生発表>選択した論文の紹介・論評と討論 |
第10回 | <受講生発表>選択した論文の紹介・論評と討論 |
第11回 | <受講生発表>選択した論文の紹介・論評と討論 |
第12回 | <受講生発表>選択した論文の紹介・論評と討論 |
第13回 | <講義>地方自治体の調査法 |
第14回 | <オンライン>地方自治体の調査結果の紹介 |
第15回 | <講義>夏休みの課題の説明 |