担当者 | 大脇 淳一教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [経済学科] | |
科目ナンバリング | MAN-303 |
ベンチャー・ビジネスとは冒険である。自身の技術やアイデアの新規性、秀逸性への過信により、新規事業が行き詰まることはよくあることである。しかし、失敗を恐れず、経済の成長と活性化の担い手としての次世代ベンチャーが期待されていることも確かである。
本講義では、様々なベンチャービジネスの実例を共に確認し、アントプレナーとしての直感を磨きながら、イノベーションを起こすことのできるベンチャーマインドを醸造していくことを目的とする。
・新規事業の典型的な失敗パターンを判断できるようになる。
・自身の仮説を事実に変える方法を身につける。
・創造的思考の基礎である知識を消化し、組み合わせ、関連性を浮き上がらせる直感を磨く。
・第15回に実施する確認テストによって100%評価する。ただし、授業への参加度(授業アンケートへの回答等)も加点対象とする。
・確認テストは論述形式とし、これまでの講義ノートなど参照可能とする。事前に告知をし、様式等は試験当日に配布をするので、皆さんが自身で準備する必要はありません。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『アントプレナーの教科書』 | (著)ティーブン・G・ブランク・(訳)堤孝志、渡邉哲 | 翔泳社 |
参考文献 | 『まんがでわかるデザイン思考』 | (シナリオ・記事)小田ビンチ・(まんが)坂本薫・(監修)田村大 | 小学館 |
・専門的な用語等については、講義内で適宜分かりやすく説明するので、予習の必要はありません。
・復習に関しては、講義で身につけた知識を日常で実践できるよう、意識をして生活を送ってみてください。
・新聞や雑誌、インターネット等で、関心の持てる記事などを見つけたら、スクラップをして、自身オリジナルの資料を作ってみてください。
・板書等をメモできるノートや用紙を用意しておくことが望ましいです。
・資料の配布がある場合はLMSにアップロードするので、使い方を確認しておいてください。
・必要に応じて外部講師(ゲストスピーカー)に来てもらう場合があります。
・各回の講義は授業内容によりますが、皆さんの希望や進捗状況により、内容や進度、スケジュールは適宜変更する場合があります。
・状況によってオンライン授業に変更になった場合は、受講生の皆さんの不利益にならない形で、講義や模擬の形態を変更し、情報を伝えるので心配しないでください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | ベンチャー・ビジネスとは |
第3回 | 個人事業の苦悩と挑戦 |
第4回 | イノベーションとは |
第5回 | 製品開発モデル (このやり方のどこが悪いのか?。では、代替案は何か?) |
第6回 | 顧客開発モデル① (確信への4つのステップ。スタートアップの4つの市場タイプ。) |
第7回 | 顧客開発モデル② (製品開発と顧客開発を同期させる。顧客開発プロセス。) |
第8回 | 顧客発見① (顧客発見のプロセス。合意を得る。仮設の記述。) |
第9回 | 顧客発見② (仮設の検証と洗練。製品コンセプトの検証と洗練。確認) |
第10回 | 顧客実証① (顧客実証プロセスの概要。販売の準備。エバンジェリストユーザーへの販売。) |
第11回 | 顧客実証② (企業と製品のポジショニング。確認) |
第12回 | 顧客開拓① (顧客開拓プロセスの概要。市場投入の準備。企業と製品のポジショニング。) |
第13回 | 顧客開拓② (企業の市場参入/製品の市場投入。需要開拓。) |
第14回 | 組織構築 (組織構築とは何か) |
第15回 | 講義全体のまとめと確認テスト |