担当者 | 森 覚 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [自己啓発支援科目(短大)] | |
科目ナンバリング | INF-104 |
かつてプログラミングといえば、専門知識を有する難解な技術として認識されていました。しかしインターネットが世界的に拡大し、パソコンやスマートフォン、タブレットといった多種多様なデジタル端末機器が普及している現在、プログラム言語の習得は、情報を扱うあらゆる職種の人々にとって必須の技能となっています。
とくに最近では、HTML/CSSといったプログラム言語によって構築されるWebサイトが、ビジネスや教育などの多岐にわたる用途において基盤となる情報伝達ツールとして重要な役割を果たしており、個人が社会へ情報発信をする際、手軽に利用できるネットワークメディア上の発信源となっています。
また、情報端末機器のモバイル化は、プログラム言語の新たな進化をもたらし、情報社会の情報基盤をさらに変化させる状況を生み出しています。
このような状況をふまえ、本講義では、将来的に文系の大学卒業者へも求められる、プログラムを用いて情報を生み出し、社会へ発信していくスキルを習得して貰うべく、HTML/CSSを使用したWebページの制作を中心とする演習を行いながら、Webプログラミングに関する基本的な知識や技術の修得を目標とします。
それにより文系と理系を横断し、自らコンテンツを制作し、ネットワークメディアを用いて情報発信できる人材を養成します。
① Webアプリケーションに関する基本的な知識を説明できる。
② HTML/CSSを使って、Webデザインができる。
③ プログラムに生じる問題や課題に気づき、対応できる。
④ 関連した書籍や報道などを通じて、Webアプリケーションに関連する技術動向に関心をもつ。
成績は、実習評価、中間課題、期末課題で評価します。
① 実習評価 30%
基本的な操作を評価します。
② 中間課題 30%
③ 期末課題 40%
期末課題の提出には、70%以上の出席が必須です。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | よくわかるHTML5&CSS3 ウェブサイト構築の基本と実践 | 富士通エフ・オー・エム株式会社 | FOM出版 |
参考文献 | よくわかる自分でつくるホームページ HTML/CSS | 富士通エフ・オー・エム株式会社 | FOM出版 |
教科書をよく読み、実習で行う作業手順を予習しておいてください。
① 授業形態は、対面授業とLMSによるオンライン授業の併用したハイブリッド型授業になります。
② 教室収容定員の関係上、履修者の抽選を行うことがあります。
③ 講義でレジュメを用いる場合は、PDFデータとしてLMSで配布します。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 情報化社会とインターネット |
第3回 | HTML5の基礎知識 |
第4回 | CSS3の基礎知識 |
第5回 | Webサイトを構築するための準備 |
第6回 | トップページの作成 |
第7回 | リストとナビゲーションメニューの作成 |
第8回 | サブページの作成 |
第9回 | リンクの設定 |
第10回 | Webページの動作検証 |
第11回 | 表を挿入したWebページ |
第12回 | サイドメニューのあるWebページの作成 |
第13回 | 動画・マップの挿入 ドームを利用したWebページの作成 |
第14回 | 演習課題 トップページの作成 |
第15回 | 総括&期末課題 ウェブ制作の復習 |