授業の概要（ねらい）

前期に引き続き、自分なりに正しく物事や事象の本質をつかみ、自分の考えを筋道立てて組み立て、適切な言葉を選び、できるだけ正確に表現するようになることを目指します。社会、政治、経済、国際などの興味深い事象を取り上げて、新聞記事などを読み、その事象の要点や問題点を的確につかむ訓練を行うとともに、自分の考えを「ことば」で書いてもらうという基本演習をさらに繰り返します。講義の区切りごとに、取り上げたテーマの記述コメントの提出を求めると共に、基本的に毎回、質疑応答での意見表明を求めます。

授業の到達目標

　前期同様、現代社会の重要な事象や問題、論点について、概要、問題点、影響などを的確につかみ、自分なりの考えをまとめ、日本語の文章で適切に表現できる能力を習得する。
質・量共に語彙力をアップさせるとともに、わかりやすく筋道の立った論旨展開ができるようになる。

成績評価の方法および基準

　前期同様、講義で提出を求めるペーパー、レポート課題、小論文の成績と授業参加度、最終講義での授業内テストで総合評価する。問題を的確に理解、把握し、自分の考えを自分の言葉で表現し、かつ、適切な論旨展開ができているかどうかを評価基準とする。

教科書・参考文献

準備学修の内容

　前期で学んだことを踏まえ、国内外のニュース・話題や社会で起きていることに、より一層、積極的に関心を持ち、重要なものについて、自分なりに考え、自分なりの判断や結論を得る努力をして下さい。自分なりの問題意識、ニュース感覚を持って、主要全国紙（読売、朝日、毎日、産経、東京、日経）のいずれかをチェックし、テレビ、ネット報道もフォローすることが求められます。

その他履修上の注意事項

　前期以上に、積極的に参加し、意見を述べる姿勢が求められます。引き続き、国語と英語、あるいは電子辞書は必携。専用のノートも一冊用意して下さい。
　前期同様、シラバス記載のテーマはあくまで予定で、その時々の社会情勢に応じて変更・修正、順番の変更などをすることがあります。

授業内容