担当者 | 山中 左衛子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [法律学科 2018年度以降] | |
科目ナンバリング | MAN-202 |
この演習では、ホスピタリティ産業に興味を持つ皆さんがそれぞれの興味に合わせてテーマを決め、グループに分かれて自主研究を行い、パワーポイントで発表し、個別にレポートを作成します。テーマの対象には、宿泊業、飲食業、旅客業、エンターテインメント業に、大学という私たちにとっての「現場」を加えます。さらにコロナ禍による人々の行動様式の変化、対面接客の常識を変えたAIの導入加速など、非接触化と省力化の関係、さらに産業別のSDGsに対する取り組みなどの
テーマも歓迎します。
後期のサブテーマとして、皆さんが企業に勤めたときに必要になる「書く力」を中心に「考えて伝える力」を磨きます。
企業では業種にかかわらず、上司への報告・相談、説明、職種によって顧客応対、商談、マスコミ対応、その他あらゆる場面で、自ら調べ、考えたことを口頭あるいは文書やメモ、メールで共有することが求められます。考えて伝える力は基本を知り、繰り返し実践し、フィードバックを受けることで必ず向上します。皆さんは短い文章を「書く」ことからはじめます。
主にホテル業の社内外の場面を想定した事例や新聞・雑誌等の記事を読んで「考えたことをまとめる力」を養います。またリアクションペーパーを数回提出する他、発表に関するメールや報告書も企業の書類作成の様式で行います。
さらに一方で皆さんは「大学」をテーマに、企業で戦略方向性の討議に使われるSWOT分析に挑戦し、経営戦略について考える機会とします。なお産業界からゲストスピーカーをお招きすることがあります。
この演習では、ホテル企業での教員自身の実務経験を活かした授業を行います。現場、マーケティングセクションの管理職、人材育成、リスク管理部門の責任者、さらには業界団体である一般社団法人日本ホテル協会の研修委員を務めた経験から得た知識と経験を、指導やケーススタディに取り入れて、皆さんとシェアします。
(1)修得した知識等を活用し、主として観光、ホスピタリティ産業のなかから自らの興味に応じて研究テーマを設定、研究計画を立てられるようになります。
(2)問題を発見、情報を収集して原因を探り、問題の改善への一歩を考えるようになります。
(3)企業人として必須の前に踏み出す力、チーム力、プレゼンテーション力、メール・文書作成力等を修得します。
(4)自分の考えを短い時間でまとめて書く「考えて伝える力」が向上します。
出席は必須です。やむを得ない理由以外の発表準備・発表当日の欠席は、減点します。発表(評価割合40%)、中間・
期末個別レポート(評価割合20%)、リアクションペーパー(評価割合30%)、アイデア提供や積極的発言などの授業
への協力(評価割合10%)により評価されます。なおチームリーダーに対しては、メンバーをまとめ、チームの課題を
提出する責任者として加点します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 適宜資料を配付します。 | ||
参考文献 |
必要に応じて、各回の終わりに、テーマに関連する課題を出しますので、準備して授業に参加しましょう。
グループワークが中心となるため、出席は必須です。特に発表直前の授業で、連絡なく欠席すると大幅に減点します。
受講者の上限は、演習の性格上25名を目途とし、希望者が多い場合は抽選を行いますが、当演習が自分に向いているか
どうか熟考し、抽選に受かっても一度も出席せず、他の人の機会を奪うような、残念な人にだけはならないでください。
なお第5回の「伝える力(1)①グループ演習SWOT分析 講義編」は、LMSによるオンデマンド授業を予定しています。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 自己紹介、フレームワークとは何か テーマを考える |
第3回 | テーマを持ち寄る・グループ決め |
第4回 | グループ決定・テーマを絞る① |
第5回 | LMS伝える力(1)①グループ演習SWOT分析 講義編 |
第6回 | 伝える力(1)②グループ演習SWOT分析 実践編 |
第7回 | グループ決定・テーマを絞る② グループごとの調査・討議① |
第8回 | 伝える力(2)問題解決型プレゼンについて グループごとの調査・討議② |
第9回 | グループごとの中間発表準備 |
第10回 | グループごとの中間発表 |
第11回 | 中間発表フィードバック・伝える力(3) |
第12回 | グループごとの調査・研究・討議① |
第13回 | グループごとの調査・研究・討議② |
第14回 | グループごとの最終発表準備 |
第15回 | グループごとの最終発表/個別報告書提出 |