担当者 | 二村 英夫教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | MOF-303 |
国際金融論の基礎理論について説明いたします。国際マクロ経済の枠組みを理解し、国際収支の仕組み、外国為替市場、為替レートの決定理論、為替リスク、国際通貨制度の変遷などが授業内容となります。この授業をきっかけにして日常の国際金融経済問題を理解し将来を予想できるようになるとよいです。
修得目標は、国際金融論の理論を理解し、国際金融データに基づき国際金融経済関係の状況を理解し説明できることです。到達目標は、国際収支や為替レートなど国際金融でよく使われる専門知識の基礎を習得し、国際金融のデータから現在の金融経済状況を説明できることを主眼とします。併せて、国際金融の発達した経済環境における種々のリスクの認識や適切な対応などの知識を得ることも目標のひとつです。
授業内に出す宿題(40%)、学期末に行う試験(50%)をベースにその他(10%)として出席状況や授業への積極的な取り組み姿勢などを加えて総合的に評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『入門国際金融(第4版)』 | 高木信二 | 日本評論社 |
参考文献 | 『ゼミナール国際経済入門』 | 伊藤元重 | 日本経済新聞社 |
参考文献 | 『クルーグマン国際経済学 理論と政策 下:金融論』 | ポール・クルーグマン | 丸善出版 |
毎回、講義で配布された授業資料をもとに復習することを薦めます。また、LMSにこの授業資料と自習用問題を掲載しますので、自習用問題は必ず自分で解いてください。
国際金融論Ⅰと国際金融論Ⅱは継続して履修することを推奨します。授業形式は講義が中心となりますが、必要なところでビデオ教材を使う予定です。社会状況などにより、2020年度、2021年度と同じようにオンライン授業に切り替えなければならないかもしれません。その場合、授業資料、音声データ、自習用問題で講義いたします。LMSにおける該当科目を常に注意していてください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 為替レートはどのように動くでしょうか(円高、円安) |
第3回 | 国際金融の枠組み(フレームワーク) |
第4回 | 国際収支の仕組み |
第5回 | 外国為替市場 |
第6回 | 為替リスク |
第7回 | 金融派生商品取引(Financial Derivertivesの拡大、為替リスク) |
第8回 | 金融派生商品取引(通貨オプション、通貨スワップ) |
第9回 | 国際通貨制度の変遷(金本位制度) |
第10回 | 国際通貨制度(戦間期の通貨制度、金本位制度の崩壊) |
第11回 | 国際通貨制度(ブレトンウッズ制度 固定レート制度) |
第12回 | 国際通貨制度(変動レート制度) |
第13回 | 為替レートの決定理論(長期均衡) |
第14回 | 為替レートの決定理論(実質為替レート、マネタリーアプローチ) |
第15回 | まとめ 自習用問題に関する解説をオンラインで実施します。 |