地誌学概論Ⅱ(教職)
担当者野口  剛教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングESS-204

授業の概要(ねらい)

 この授業は、現在の世界における社会現象を理解する際の基礎となる世界の諸地域の地理的特性を扱うものです。毎回、担当を決めて諸地域ごとに発表を行い、それをもとに質疑応答を行います。また、その結果を発表者にフィードバックして、発表者はレポートの作成を行ないます。毎回、各自の予習状況を確認するために簡単なレポートを提出してもらいます。

授業の到達目標

 ① 世界の諸地域の地理的特徴に関心をもち、それぞれの地域がもつ現代的な課題について考察することが説明できる。
  ② 地理学に関する術語を理解して、それを正確に使い、集団的な学びができる。

成績評価の方法および基準

 授業の3分の2以上に出席することが大前提です。その上で、毎時、予習してきた学習レポートを提出します。それをもって出席の証拠とします。評価はおおよそ予習レポート(35%)、授業における発表とその後のレポート(30%)、試験(35%)の割合で総合的に判断します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 『高校 新地理総合』(2022年度) 新井祥穂・市川康夫ほか帝国書院
教科書 『新詳高等地図』(2021年度) 帝国書院編集部帝国書院
参考文献

準備学修の内容

 発表者となっている人は必ず5冊以上の文献を参照し、準備を行なって下さい。また、毎回、予習の結果を提出してもらいますので、対象となっているテキストの部分を学習して予習レポートを作成してきて下さい。

その他履修上の注意事項

 教職科目の1つです。いつでも自分が教育実習の教壇に立っているという気持ちで授業に臨んで下さい。なお、「授業の計画」の項目は、今後の社会状況などによって多少変わる可能性があることを承知しておいて下さい。

授業内容

授業内容
第1回この授業の展開の方法について。
第2回地誌学的な発表の方法を説明するとともに、発表の順番を決める。
第3回朝鮮半島の地域についての現代的な課題に関心をもち、その解決策についての考察ができる
第4回中国沿岸部の地域についての現代的な課題に関心をもち、その解決策についての考察ができる
第5回台湾から東南アジアまでの地域についての現代的な課題に関心をもち、その解決策についての考察ができる
第6回インドの地域についての現代的な課題に関心をもち、その解決策についての考察ができる
第7回中央アジアの地域についての現代的な課題に関心をもち、その解決策についての考察ができる
第8回西南アジアの地域についての現代的な課題に関心をもち、その解決策についての考察ができる
第9回アフリカの地域についての現代的な課題に関心をもち、その解決策についての考察ができる
第10回ヨーロッパの地域についての現代的な課題に関心をもち、その解決策についての考察ができる
第11回ロシア地域についての現代的な課題に関心をもち、その解決策についての考察ができる
第12回北米の地域についての現代的な課題に関心をもち、その解決策についての考察ができる
第13回南米の地域についての現代的な課題に関心をもち、その解決策についての考察ができる
第14回まとめと試験
第15回太平洋の地域についての現代的な課題に関心をもち、その解決策についての考察ができる(オンライン授業)