担当者 | 中澤 雄飛教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [スポーツ医療学科] | |
科目ナンバリング | ESS-305 |
本授業では、剣道の指導法と授業づくりについて解説していきます。具体的には、初心者が安全に楽しく、剣道を実践できるよう配慮した指導方法の説明と、それに関するディスカッションを行います。また、本授業は技術的な問題に止まらず、日本文化の伝承という問題も視野に入れています。なお、本授業は実習科目であるため、実技を中心に展開します。
・剣道の基礎的な技術を示範できる。
・目的に応じた指導案(指導計画)を作成することができる。
・指導案(指導計画)に沿った模擬授業、ないしは剣道指導を実施することができる。
・受講態度(授業への取り組み、発言・質問、コメントペーパーの提出等)(40%)。
・指導案(指導計画)の作成と模擬授業、ないしは剣道指導(40%)。
・指導方法に関するプレゼンテーション(20%)。
※授業回数の3分の2以上の出席者を評価の対象とします。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 使用しません。適宜、資料を配布します。 | ||
参考文献 | 『中学校学習指導要領』 | 文部科学省 | |
参考文献 | 『中学校学習指導要領解説 保健体育編』 | 文部科学省 | |
参考文献 | 『高等学校学習指導要領』 | 文部科学省 | |
参考文献 | 『高等学校学習指導要領解説 保健体育編・体育編』 | 文部科学省 | |
参考文献 | 『初心者から指導者まで使える武道の教科書:柔道・剣道・相撲』 | 小俣幸嗣・香田郡秀・桑森真介 | 成美堂出版 |
参考文献 | 新しい剣道の授業づくり』 | 巽申直・恵土孝吉・本村清人編著『 | 大修館書店 |
参考文献 | 『教育剣道の科学』 | 全国教育系大学剣道連盟編 | 大修館書店 |
参考文献 | 『剣道を知る事典』 | 日本武道学会剣道専門分科会編 | 東京堂出版 |
参考文献 | その他、適宜授業内で紹介します。 |
・実技科目ですので、体調管理には十分留意して下さい。怪我、体調不良等の場合は、報告・相談して下さい。
・授業ないしは指導実施者となる場合は、指導案(指導計画)を当日までに作成しておいて下さい。
・他者の指導を受けた場合は、その感想や気付いた点を次回の授業までにまとめておいて下さい。
・本授業は、未経験者への指導を対象としていますので、剣道未経験の方も履修することが可能です。
・防具・竹刀は貸与します。その他の用具の準備については、初回のガイダンス時に説明します。
・事故防止のため、装身具は外して受講して下さい。また、貴重品は各自責任を持って管理して下さい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス(授業の進め方、評価方法、用具の準備について) |
第2回 | 武道教育の歴史と文化(講義、ディスカッション) |
第3回 | 学習指導要領における剣道の位置付けと内容(講義、ディスカッション) |
第4回 | 基本動作の実践と指導法①(礼法、足さばき、素振り、防具の着脱、基本的な打突)(講義、実技) |
第5回 | 基本動作の実践と指導法②(基本的な打突、切り返し)(講義、実技) |
第6回 | 応用動作の実践と指導法①(応じ技、打ち込み稽古、約束稽古)(講義、実技) |
第7回 | 応用動作の実践と指導法②(掛かり稽古、互角稽古)(講義、実技) |
第8回 | 指導案の作成と模擬授業①(剣道の導入、初心者指導)【※LMSによるオンライン授業】 |
第9回 | 指導案の作成と模擬授業②(基本動作)(講義、実技) |
第10回 | 指導案の作成と模擬授業③(応用動作)(講義、実技) |
第11回 | 指導案の作成と模擬授業④(試合・審判運営)(講義、実技) |
第12回 | 剣道指導に関する研究発表と討論①(身体的・心理的特徴について)(プレゼンテーション、ディスカッション) |
第13回 | 剣道指導に関する研究発表と討論②(文化的側面について)(プレゼンテーション、ディスカッション) |
第14回 | 剣道指導に関する研究発表と討論③(授業研究について)(プレゼンテーション、ディスカッション) |
第15回 | 研究発表の再検討、授業のまとめ(講義、ディスカッション) |