担当者 | 杉坂 郁子教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [教育文化学科] | |
科目ナンバリング | EDU-124 |
座席指定で、グループディスカッション・発表中心の授業を行う。座席・グループは数回ごとに変える。体調管理、自己管理ができていることが前提、遅刻はできない。
学校教育が置かれている社会的状況や制度、経営の在り方について基本的原理を理解し教職制度、教育課程、校務分掌など、日々の学校教育のしくみを法的にどのように定められているかを学ぶ。
・教育の多様性を理解し、学校教育が置かれている社会的状況や制度、経営の在り方について説明できる。
・グループ活動を通して、教員として必要な「考えをまとめる力」「説明する力」「発表する力」を身につける。
毎回の振り返りシートの内容、発表の回数や内容、グループ活動への貢献度、授業への取組状況(遅刻・欠席の減点を含む)(75%)学期終わりのレポート(25%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 特定の教科書は使用しない。授業の際、資料を配布する。 | ||
参考文献 |
授業の最後に次回の内容の予告をするので、その内容について、レポート等にまとめること。(授業では、まとめてきたものをグループ内で共有し、考察、発表を行う)
・1回目から必ず出席すること。1回目の授業で、授業方針の提示、座席決め・グループ決めを行うので、忌引き、感染症などの特段の事情があり出席できない場合は、必ず事前(2回目の授業の直前は不可。前日まで)に杉坂の研究室(10号館9階912)に来ること。履修変更であっても、2回目以降の突然の受講は出来ない。(システム上、履修できても不可)
・換気、マスク着用、マイク消毒の上、グループディスカッションや発表が中心となる。座って聴いているだけの一方向の授業を望む学生や初対面の人とのコミュニケーションを嫌う学生には適さない。
・受講生全体の学習効果を上げるため、学習環境、授業規律を重んじる。遅刻は出来ない。自己管理、体調管理をしっかり行い、コロナ等の感染症以外の欠席は極力しないこと。
・特段の理由があり欠席した場合は、当日の授業資料等を、次回の授業までに研究室に取りに来ること。(授業で前回の授業の資料は配布しない)
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | ・座席・グループ決め(こちらで指定) ・事件(いじめ自死)から教育制度改革まで至ったケースについて考える |
第2回 | 教育委員会制度 ・教育委員会組織と権限 |
第3回 | 地方教育行政法 ・改正で何が変わったか 新教育委員会制度について ・資料から「民意反映」と「中立性」について考える |
第4回 | いじめ防止対策推進法① ・法律ができた背景と意味 ・通知と法律 |
第5回 | いじめ防止対策推進法② ・新聞記事、資料から考える 学校の種類と法的位置づけ ・一条校とは |
第6回 | 一貫教育のねらい(実施形態と制度の概要、その目指すもの、メリットとデメリット) ・中高一貫教育 ・小中一貫教育 |
第7回 | 教科書採択について ・地方教育行政法と教科書無償措置法 |
第8回 | 学校に係る経費 ・学校予算からみた学校経営 |
第9回 | 学校に置かれる教職員➀ ・法律からみた学校で働く人々 |
第10回 | 学校に置かれる教職員② ・「チーム学校」とは何か |
第11回 | 学校事故を事例から考える① ・学校管理下における安全配慮義務 |
第12回 | 学校事故を事例から考える② ・災害大国日本における学校の責任 ・防災体制と学校防災マニュアル ・大川小学校訴訟問題 |
第13回 | 校務分掌 ・法的な位置付づけと学校組織 教員研修制度 ・研修の種類 ・研修の意味と効果 ・学び続ける教員 |
第14回 | 学校教育目標 ・目指す学校像 ・目指す生徒像 |
第15回 | オンライン LMSに掲載する資料を読んで、自分の考えをまとめる。 |