演習Ⅰ
担当者西山 一弘教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングSEM-301

授業の概要(ねらい)

 本演習では,①会計学の基礎を身につけるための簿記問題演習②会計学における主要な論点の学習・議論を行います。
 本演習では,知識の習得に加えて,発表や議論を通じての問題解決能力を身につけることに重点を置いています。

授業の到達目標

 ①簿記処理を通じて,企業の取引等が会計情報としてどのように伝達されるのかを説明できる。
 ②会計処理方法の理論的背景を説明できる。
 ③議論を通じて,他者とコミュニケーションを図ることができる。
 という3つの目標の達成を図ります。

成績評価の方法および基準

 次の2点
 ①学修内容の理解度(必要に応じて小テスト等を実施):50%
 ②議論の貢献度(発言回数等によって評価):30%
 ③提出された課題:20%
 で評価します。
なお,3分の2以上の出席を成績評価の前提条件としますが,出席点は成績評価には含めません。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『エッセンス簿記会計』(最新版)新田忠誓他著森山書店
参考文献

準備学修の内容

 本演習では,簿記・会計の問題を解いたうえでの議論が予定されているため,事前に該当する課題に取り組んでから参加することが必要となります。

その他履修上の注意事項

積極的な議論への参加が必要です。
教科書は,初回のガイダンスで各自の習熟度について確認した上で他の物を選択する可能性があるため,ガイダンスに出席した上で購入するようにしてください。
なお,ガイダンスは対面で行います。

授業内容

授業内容
第1回 ガイダンス
第2回 簿記・会計学に関する知識(簿記一巡)の確認
第3回 商業簿記①合計試算表・残高試算表の作成
第4回 商業簿記②決算の処理
第5回 商業簿記③8桁精算表の作成
第6回 商業簿記④その他の個別論点の学習
第7回 商業簿記⑤総合的な簿記処理の確認
第8回 商業簿記⑥総合的な簿記処理についての振り返り
第9回 工業簿記①工業簿記と商業簿記との違いを議論する
第10回 工業簿記②工業簿記の基本について確認
第11回 工業簿記③実際原価計算
第12回 工業簿記④総合原価計算
第13回 工業簿記⑤標準原価計算
第14回 工業簿記⑥直接原価計算
第15回 振り返りと理解度のチェック