授業の概要（ねらい）

　この演習では「食」を主なテーマとして扱います。
　新型コロナウイルスの影響による食生活の変化、食料自給率の低下、食品廃棄物の問題など、食に対する関心はますます高まっています。
　人文社会系のさまざまな分野（経済学、歴史学、社会学、文化人類学、哲学など）で領域横断的に広く扱われている「食」について考えながら、現代社会が直面するさまざまな問題（環境、格差、グローバル化など）について検討します。
　この演習では、新聞などで扱われている時事的な話題を手がかりとしながら、歴史的な視点から問題を掘り下げます。

授業の到達目標

　１）人間にとって欠かすことのできない営みである「食」について理解を深める。
　２）履修者各自が関心のあるテーマを見付け、「考える」「調べる」「伝える」という能力を養う。

成績評価の方法および基準

　出席状況、討論への積極的な参加、レポートの作成・提出、プレゼンテーションなどに基づいて、総合的に評価する。
　毎回の出席を前提とします。特に理由のない遅刻は欠席とみなし、無断の欠席３回以上で評価の対象外とする。

教科書・参考文献

準備学修の内容

　各回の報告者は、テキストの内容紹介・討論の論点、課題について調べた内容の紹介・論点をプレゼンテーション出来るように準備すること。それ以外の学生は、テキストの該当箇所を読み、質問を考えておくこと。

その他履修上の注意事項

　素朴な疑問や関心を大切にしてください。

授業内容