授業の概要（ねらい）

この演習では、教育や学習（なかでも生涯学習・社会教育に関する実践、地域文化・まちづくり・地域課題解決に向けた学びなど）について各自が抱いている興味や関心を掘り下げて、研究テーマを設定する。文献解題、履修者間でのプレゼンテーション・ディスカッションを通じながら、設定したテーマを研究論文として練り上げていく。

授業の到達目標

・教育・学習をめぐる事象に関するオリジナルな研究テーマを設定することができる。
・研究テーマに関する適切な文献を探し選び、要旨と論点を説明できる。
・研究テーマを深めていくための方法や材料を吟味し、探究を進めることができる。
・コミュニケーションを通じて自らの研究テーマを他者に伝えることができる。

成績評価の方法および基準

グループワークへの貢献（20％）
プレゼンテーションおよび発表レジュメ（40％）
研究計画書案（3年生）または卒業論文の途中稿（4年生）（40％）

教科書・参考文献

準備学修の内容

・教育に関する共通文献を講読して、要約・論点をまとめ、それに関する自身の考えをのべられるようにする。
（解題する文献は、履修者との相談や関心事に基づいて決定する。）
・教育に関する文献・論文を収集して、プレゼンテーションの準備を行う。

その他履修上の注意事項

・グループワークでは、メンバーで協力し合い互いの考えに学び合う。また、メンバーの一員として責任をもって積極的に参画する。
・充実した内容のプレゼンテーションを行うため、授業時間外に十分な時間を取って準備を行う。
・ディスカッションでは、他の履修者や教員の考えに耳を傾けて、自らの考えを相対化する。またプレゼンテーションを聞くときからディスカッションの際の論点や質問などを考えながら聞く。
・通常の開講曜日・時限意外に、学外授業として土日などを使って社会教育の現場に参加することがある。授業時にスケジュールを調整する。

授業内容