担当者 | 阪本 秀典教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [教育文化学科] | |
科目ナンバリング | THE-401 |
教育学演習Ⅰは、教育学演習Ⅱと通年で行うことを前提とする。
前半は,理科教育の本質についての授業の在り方を検討する。3年生と4年生での異学年でグループを編成し,より良い理科授業づくりを行うことを目標とする。
後半は,研究課題の見いだし方、先行研究の見いだし方、研究の手法、論の整理などの能力を高めるを目標とする。
具体として、先行研究のあたり方、論文の読み方、目的と仮説、方法などと結論への整合についての能力を身に付ける。
理科教育の本質に基づいた理科授業を構想し,模擬授業として実現することができる。
学術的視点に沿って,見通しをもった自らの研究課題の方向性を見いだすことができる。
○演習への参加意欲や態度。○論文紹介(要旨作成)のあり方。○論理的なものの考え方。○模擬授業・研究への姿勢。○本授業で得られた知識・技能。
各々20%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 |
理科の本質に基づいた理科授業の実際についてグループにて検討する。
論文紹介では、かつてのゼミ生の論文や自分の問題意識に関する先行研究論文の要旨を作成する。何を目的として、どのような方法で、どのような分析を行ったのか、学術的研究の在り方について学ぶ。
学術研究の多くの場合、研究の対象が違っていたとしても論理的な思考は同じことがいえる。積極的な発言と意見交換をお願いしたい。他者の意見を尊重しながらも、自分の考えを構築して欲しい。論文紹介を聞く側は、自分の研究課題と照らし合わせながら思考をし,授業に臨んで欲しい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション 本科目で求めていることについて。 理科教育の本質について。 論文を読む意義 論文を書く意義などについて。 |
第2回 | 問題解決型の理科授業とはどのようなものか。 よい理科授業にするためには,どのような指導方法が考えられるのか。 |
第3回 | 問題解決型の理科授業の実際を視聴する。 よい理科授業の構造とは何か検討する。 |
第4回 | より良い理科授業の検討① 指導案検討会 |
第5回 | より良い理科授業の検討② 模擬授業の実際と協議 |
第6回 | より良い理科授業の検討③ 模擬授業の実際と協議 |
第7回 | より良い理科授業の検討④ 模擬授業の実際と協議 |
第8回 | より良い理科授業の検討⑤ 模擬授業の実際と協議 |
第9回 | より良い理科授業の検討⑥ 模擬授業の実際と協議 |
第10回 | 学術論文の検索の方法について MELICの活用 |
第11回 | 学術論文の読み方について 量的研究と質的研究 |
第12回 | 論文紹介と自らの問題意識についての検討① |
第13回 | 論文紹介と自らの問題意識についての検討② |
第14回 | 論文紹介と自らの問題意識について |
第15回 | 野外観察 フィールド活動 |