授業の概要（ねらい）

　この演習では、まず小・中・高当学校での学び方と乳幼児期の学び方のと違いを理解することを目指します。その上で、乳幼児期の経験がこれから生きていくための力を育む基礎となることを十分に理解した上で、現代社会において乳幼児期の保育には様々な課題が山積していることを認識し、その課題に向かうための知識、技能、態度を身につけることを目指します。
　遊びを通しての学び、幼児理解、子どもを取り巻く様々な環境などの中からテーマを選び、発表に向けてグループワークを重ねます。テーマによっては情報収集の他に、フィールドワークを行います。収集した資料を整理し、プレゼンテーションを行い、討議から様々な見方考え方に気づき、さらなる課題を探り更に新たな課題に向かっていくことになります。学生同士の討議を通して新たな課題を見出す場となるよう、一人一人が刺激し合える役割を担いながら学習することができるようにと考えています。

授業の到達目標

　①幼児理解、遊びを通しての学び、子どもを取り巻く環境について、自分の関心のあるテーマを絞り情報収集、フィールドワークを行い、子どもを巡る課題を理解することができる。(知識・理解）
　②プレゼンテーション　プレゼンテーションの力を身につけ、自分の考えを他者に伝えることができる。（表現・技能）
　③討議する力を身につけ、他者の意見を取捨選択しながら自らの視野を広げることができる。（態度・思考性）

成績評価の方法および基準

（1）課題への取り組みの様子　　30％（到達目標①）
（2）プレゼンテーションの内容とその様子　40％、（到達目標①②）
（3）議論の内容のまとめの課題　　30％を総合して評価する。（到達目標②③）

教科書・参考文献

準備学修の内容

　・課題についての資料収集、フィールドワークでの事例記録をすること。
　・積極的に教材研究を行い記録にまとめること。
　・プレゼンテーションの準備を主体的に行うこと。
・授業終わりに毎回課題を出すので、LMSにて提出すること。

その他履修上の注意事項

　演習であるため特に積極的な姿勢、追求する姿勢を望む。
　5に記載されている準備学習の内容を、必ず毎週、予習、発表準備、記録を行い演習に参加すること。
一人一人が集団を構成するメンバーであることを意識し、責任を持って役割を担うこと。

授業内容