担当者 | 筒井 史緒教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 1単位 [外国語学科 2016年度以前入学] | |
科目ナンバリング | ENG-127 |
これまで英語を「勉強の科目」だと考えていた方。「間違ってはいけない」と思うあまり、ろくに読み書きも話もできなかった、という経験はありませんか。ですが、英語はテストでよい点を取るための「学科」である以前に「言葉」です。つまり、使えることが大切。使える英語を上達させるためには、練習あるのみです。そのような意味では、英語はスポーツや音楽やダンスなどに近いといえるでしょう。理論をいくら身につけようと、実際に身体を動かすトレーニングをしなければ、スポーツも音楽もダンスもできるようにはなりません。英語もまったく同じです。
とにかく身体を動かし、トレーニングすることで、英語の力はきちんと鍛えられてゆきます。またその生きたベースがあれば、文法などの理論もぐっと理解しやすく、身につきやすく、うまく使いこなせるようになるのです。
というわけで、本演習では、トレーニングの手段を「読み」に絞り、とにかく大量の英語読書をとにかく楽しみながら行う、という一見荒削りな方法=多読を使って、本当に使える英語のベースを養成していきます。半期、一年と続けることで、いつのまにかすらすらと母国語のように英語を理解できる喜びを、ぜひ知ってください。
英語への恐怖心が取れ、自信をもって楽しく英語を読めるようになること。
日本語を介さず、自然に英語を理解する「英語脳」が育つこと。
コミュニケーションのための生きた英語を身につけること。
受講態度50%、読了総語数50%により総合的に評価
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 図書館所蔵の多読用テキスト(筒井の指定図書コーナーに配架)を使用。 | ||
参考文献 |
多読用テクストのみにとどまらず、どんどん他のメディアの英語に触れる。SNSや映像素材など。
また、英語「を」勉強するのでなく、英語「で」自分の興味を追求する。
事前に抽選を行います。受講可能人数が限られますので、本当にやりたい!という方のみ、登録申請をするようにしてください。
とにかく楽しむこと。これまでの思い込みを捨てて、まずは読む楽しさに身をゆだねてください。いつのまにか、以前にはそんなものを自分が楽しんで読むなんて考えられなかったような本が、すらすらと読めるようになるはず。そうなったらしめたもの、いくらでも広げられます。文法も、リスニングも、ライティングも、きっと全然違う地平で習得していけるはずです。やればやっただけ必ず応えてくれる方法なので、楽しんで没頭してみてください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 多読学習についての説明 |
第2回 | 多読実習 簡単な単語で形成された単文に慣れる |
第3回 | 多読実習 基本語彙の細かなニュアンスを知る |
第4回 | 多読実習 基本語彙の意味のバリエーションを知る |
第5回 | 多読実習 基本語彙の意味のバリエーションから、語彙ごとのコアイメージを育てる |
第6回 | 多読実習 コアイメージから未知の使用法を推測・適用させる |
第7回 | 多読実習 時制や話法の用法に慣れる |
第8回 | 多読実習 熟語表現の知識がなくともコアイメージの組み合わせで意味が理解できるようになる |
第9回 | 多読実習 長い文章を読む |
第10回 | 多読実習 長い文章により、英語の語順でのインプットに体を慣らす |
第11回 | 多読実習 英語の語順でのインプットを徹底する |
第12回 | 多読実習 仮定法を正確に理解する |
第13回 | 多読実習 英語が自然なインプット法として定着する |
第14回 | 多読実習 自分で自分の英語のレベルが正確に判定できる |
第15回 | 多読実習 まとめ |