担当者 | 小平 明 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [人間文化学科] | |
科目ナンバリング | MAN-104 |
「アパレル」とは狭義では衣服のことを指し、衣服の製造や販売に関わる産業をアパレル産業と呼びます。この授業ではアパレルにとどまらず、靴やハンドバッグ、化粧品や香水を含むファッションビジネスで扱われる製品について、服飾史や産業組織論、ファッションマーケティングなどの観点から考察します。ファッションビジネスで取り扱われる製品について、それらが生み出される文化的な背景や、産業としての製造背景、製造方法などを学ぶことでファッションビジネスの本質的な意義を考察することを目的とします。
販売の現場で必要となる知識の習得(ファッション販売能力検定3級程度)
アパレル(ファッション)ビジネス業界就職希望者の業界基礎知識の習得
毎週課題をLMS上で課します。(課題の提出を以て出席扱いとします)
成績は課題の提出回数、課題の合計点数で評価します。
おおむね出題回数の7割以上の課題提出を求めます。
※対面授業、オンライン授業に関わらず、成績評価方法・基準は変わりません。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 教科書は使用しません。 | ||
参考文献 |
普段何気なく使っているアパレル製品や雑貨製品について、多角的に興味を持つようにしてください。
ひとつの製品やブランドについて、原材料や製造方法、ブランド成立の背景、価格の妥当性などを自分なりの言葉で語ることができるようになってほしいと思います。自ら考え、調べる力を持つことを期待します。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 「ファッション」の定義 |
第3回 | 服飾史①(ルイ14世の時代から産業革命まで) |
第4回 | 服飾史②(ワース、ポワレ、シャネル、ディオール) |
第5回 | 服飾史③(戦後から現在まで) |
第6回 | 香水の知識 |
第7回 | 化粧品の知識 |
第8回 | 日本の服飾史と生産地の関係 |
第9回 | 繊維製品の知識①(企画から生産までの流れ) |
第10回 | 繊維製品の知識②(素材の知識1) |
第11回 | 繊維製品の知識③(素材の知識2) |
第12回 | 皮革製品の知識①(靴やハンドバッグの歴史) |
第13回 | 皮革製品の知識②(靴、ハンドバッグの素材と製法) |
第14回 | 技術革新とファッションビジネス |
第15回 | まとめ【オンライン】 |