担当者 | 関根 勇教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | MAN-102 |
経営学の入門コースとして、経営学の基本原理や理論、主要フレームワーク等を、最新のトピックスや実践的な例を示しながら、出来るだけ面白く講義いたします。本コースを通じて、経営学を幅広く理解し、現在進行形の様々な社会課題や企業経営課題に対して、しっかりとした自分の意見を醸成することを狙いとします。後期では、経営組織論や個人のモチベーション論、リーダーシップ論といった企業にとって一番従業な「ヒト(Human Resource)」に関連した基本を学習する一方で、企業の価値創造に重要な多様性とイノベーション、デジタル・トランスフォーメーション等といった現代企業が直面する経営課題や、日本企業の問題点や取組課題等を、ダイナミックに取り上げていきます。講義や設問への回答を通じて、皆さんの知的好奇心を刺激し、経営学をさらに深く学ぶための羅針盤を提供します。後期は、必要に応じてVTRや動画も視聴していただき、視覚効果も高めていきたいと思います。
① 企業経営における経営学の役割や、経営学の特徴、企業経営の基本的な知識を理解し説明できる。
② 現代企業を取り巻く主要課題に対して、経済新聞や経済雑誌の記事を理解し、しっかりとした自分の意見を述べることができる。
③ 後期は、前期で学習した戦略を実行する際に必要な組織やヒト(Human Resource)についての基本事項を理解し説明できる。
中間レポート:20点満点(テーマは7回目終了時に提示します)
期末レポート:80点満点(4つの設問にレポート形式で答えていただきます)
QUIZへの回答(10問):10点満点(簡単な4択クイズです)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 毎回「専用テキスト」と「授業要約版(レジュメ)」をLMSにアップロードします。(履修者のみダウンロードやプリントアウト可として、他への転載・転用は厳禁とします) | ||
参考文献 | ニューノーマル時代の経営学 | 森泰一郎 | SHOEISHA(2021年) |
参考文献 | 両利きの経営(増補改訂版) | チャールズ・オライリー、マイケル・タッシュマン | 東洋経済新報社(2022年) |
事前にLMSにアップロードされる「専用テキスト」と「授業要約版」に目を通してください。
現在進行形の経営課題の理解のため、必要に応じて授業の中で関連新聞・雑誌記事を配布しますので、必ず目を通してください。
毎回、授業音声を採録しLMSにアップロードしますので、必要に応じ復習してください。
疑問点や意見がある場合は、メール(mkiskn@k05.itscom.net)で積極的に質問してください。
本講は対面授業のため、授業への出席が前提となります。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | 前期(経営学Ⅰ)の復習と後期のスケジュール |
第2回 | 経営組織を考える①:組織構造の変遷 |
第3回 | 経営組織を考える②:組織文化とエンゲージメント |
第4回 | 組織の中の個人を考える①:モチベーション論(1) |
第5回 | 組織の中の個人を考える②:モチベーション論(2) |
第6回 | 組織の中の個人を考える③:リーダーシップ論(1) |
第7回 | 組織の中の個人を考える④:リーダーシップ論(2) |
第8回 | 組織の中の個人を考える⑤:人的資源管理(HRM)の変革と働き方改革 |
第9回 | 日本企業の問題点①:平成の日本企業と生産性の停滞 |
第10回 | 日本企業の問題点②:サクセス・トラップから抜け出せない企業群 |
第11回 | 今後の企業経営を考える①:世界的イノベーションの発信と収益力強化に向けて |
第12回 | 今後の企業経営を考える②:デジタル・トランスフォーメーション(DX)の重要性 |
第13回 | 今後の企業経営を考える③:「多様性(ダイバーシティ)」の重要性 |
第14回 | 今後の企業経営を考える④:「失敗」の重要性 |
第15回 | リモート授業:期末レポートの4つの設問 |