授業の概要（ねらい）

　幼稚園・小学校・中学校・高等学校・地域との直接的・間接的な交流及び共同学習、また、近年進められてきている副籍や交流籍などを設けた個別交流など多様な交流及び共同学習の内容や方法、評価等について、資料や文献・フィールドワークなどを通し、具体的な検討を行うとともに、望ましい社会性の育成を図ることや、障害児の理解推進などの実践的な力量を高める。特に実地調査のレポート・発表・協議を中心として進める。
　A類学生は、交流及び共同学習の実際場面を見学・観察を通して、意義などを理解する。
　B類学生は、所属校や他校の交流及び共同学習の実際場面を見学・観察を通して、一人一人の目標や活動内容をとらえ、意義や実施方法などを分析し・検討する。

授業の到達目標

　　「交流及び共同学習」の意義を理解し、障害のある幼児・児童・生徒と、障害のない幼児・児童・生徒の双方に効果的な活動の内容、場について実践研究を進める。
　＜A類学生＞
　　交流及び共同学習の意義と様々な交流の実施計画・事前指導・交流活動・事後指導などを知り、互いの人格の尊重や望ましい社会性などを育てることや、障害者に対する理解を深める方法を学ぶ。
　＜B類学生＞
　　交流及び共同学習の意義と様々な交流の実施計画・事前指導・交流活動・事後指導などの実践報告を通して、互いの人格の尊重や望ましい社会性などを育てることや、障害者に対する理解を深める方法などの指導助言ができるようにする。

成績評価の方法および基準

　演習やグループワーク（10％）・発表（20％）、レポート（70％）等で評価する。

教科書・参考文献

準備学修の内容

　１　在職校・実習校及び参観した他校等の「交流及び共同学習」の実践を報告できるように準備します。
　２　実地研究を中心に行う授業のため、学校や施設訪問の日が設定されます。第1回オリエンテーションで内容を確認します。

その他履修上の注意事項

交流及び共同学習に関わるテレビ番組、新聞・教育雑誌記事を取り上げ、授業の中で報告する。
学校や施設先を訪問する実地調査と、調査後に報告発表・協議で、授業が構成されています。
オンラインについては、第1回の授業で説明します。

授業内容