授業の概要（ねらい）

現在、ビジネス界において、暗号資産（仮想通貨）、クラウドファンディング等、金融とITを融合したFinTechが注目を集めるようになってきています。このFinTechの分野は先進的な分野で、その発展と共に法規制の整備も進められている状況です。そこで、本講座では、暗号資産やクラウドファンディング等の実際の例や事件も挙げながら、FinTechとその法規制の状況について解説を加え、今後の方向性を検討していきます。

授業の到達目標

①最新のトピックとなっているFinTechの概要や仕組みを理解し、説明できるようになる
②民事法系の視点を中心に、複合的な規制となっているFinTechの法規制の内容を理解し、基本的なことを説明できるようになる
③先進的な分野であるFinTechの法規制の現状を理解し、説明できるようになる
④今後へ向けた提言を考えることができるようになる

成績評価の方法および基準

期末試験＋小テスト（2回実施予定）
期末試験：80％、小テスト：20％
授業内において解説あり

教科書・参考文献

準備学修の内容

事前の段階で、ニュース等を使い該当部分の概要を調べ、現状を把握しておいてください。受講後は、授業中に配布したレジュメを基に講義内容の復習を行うとともに、授業で取り扱った内容について再度ニュース等を使って確認してください。そして、今後に向けたご自身なりの提言を検討してください。

その他履修上の注意事項

会社法・金融商品取引法を履修済みまたは同時履修が望ましいです。
授業中に他の方への迷惑となる行為はしないように心掛けてください。

授業内容